
【THE FAVOURITE】 2019/02/15公開 アイルランド/アメリカ/イギリス PG12 120分
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:オリヴィア・コールマン、エマ・ストーン、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホルト、ジョー・アルウィン、マーク・ゲイティス、ジェームズ・スミス
ごめんあそばせ、
宮廷では良心は不用品よ。
STORY:18世紀初頭のイングランド。フランスとの戦争が長引く中、アン女王の幼馴染で、イングランド軍を率いるモールバラ公爵の妻サラは、病弱な女王に代わって宮廷の実権を握り、戦費の調達に奔走していた。そんな時、サラの従妹で上流階級から没落した若い娘アビゲイルが現われ、召使いとして働き始める... (allcinemaより)
18世紀初めのイギリスを舞台に、女王の寵愛を得ようと2人の女官が熾烈な駆け引きを繰り広げるドロ沼の愛憎劇を描いた宮廷ドラマ。監督は『聖なる鹿殺し』のヨルゴス・ランティモス。
TOHOシネマズのフリーパスラストはこの作品。
先日の第72回英国アカデミー(BAFTA)賞では英国作品賞、オリジナル脚本賞、主演女優賞、助演女優賞、美術賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、衣装デザイン賞を受賞。そのほか、主演のオリヴィア・コールマンはヴェネチア国際映画祭やゴールデングローブ賞をはじめ数々の賞に輝く。第91回アカデミー賞では9部門10ノミネート。
レイチェル・ワイズvsエマ・ストーンのバトルは見応えあったわー。
こういうドロドロした女の戦いは好き。とにかく卑怯に手を使っても勝ったモン價値ね。
特にエマ・ストーンが演じるアビゲイルのアン女王への取り入り方がすごい。上流階級から没落した女性はここまでしてのし上がっていかないとダメなのねー。『ラ・ラ・ランド』の時とはえらくイメージが変わるけどアビゲイルはハマり役でした。レイチェル・ワイズもキリッとして素敵だった。目の前に現れた時なんであそこで断らなかったかときっと悔やんだよね。
アン女王は、グレートブリテン王国最初の君主でありスペインやフランスとの戦争を世界各地で繰り広げた...とあるけど、実際は肥満が原因の痛風に悩まされていて痛々しいお姿。しかも17人の子を産んだけれど死産や流産などで亡くなっているという悲しい過去も...映画ではうさぎちゃんの数で表現されてましたがなんとも切ない、、、。
これは実話?と調べてみると大筋は史実どおりのようだけど、あのバトル劇は映画用なのかも。どちらにしてもサラはかわいそうだったな。女性陣3人がとても素晴らしい演技で見応えありました~。
しかし....ボラプ病に冒されている私としては...登場する男性陣の髪型(かつらだけど)がブライアン先生に見えるし、台詞にクイーンクイーン(そりゃ当たり前)出てくるし、とどめは宮廷の白黒のダイヤ柄の床がフレディのパツパツ衣装と同じーって笑っちゃった。
鑑賞日:2019/02/15
※TOHO cinemas free passport #14
痛風、糖尿病からくる網膜剥離や数々の病も可哀想すぎました。
エマ・ストーンがこれだけ悪女に向いてるとはこれもビックリでした(笑)
だから男性陣の存在感がとにかく薄いこと。
私も女性同士の争いには関わらないようにします。
映像も女優陣の演技も凄くてほんま見応えありましたね。
相当つらかっただろうなと。
痛風も痛々しく....
それにしてもエマ・ストーンの悪女っぷりはお見事でしたね。
とにかく女性陣お三方のインパクトが凄すぎましたね。
女性同士の争いにうっかり関わるとえらい目にあうので関わらないのが一番だと思います 笑
同じく大好物ですわ 笑
女優陣の演技合戦とみごたえのある作品でしたね。
ギリギリで受賞前に観れました!
授賞式では別人??と思えるお姿で、女優って本当に凄いなって思いました。
エマ・ストーンハマリ役でしたね~女王と同様すっかり騙されてしまいました。
史実どおりというのも凄い…
映画と普段のお姿のギャップに驚きました。
さすが女優さんですよねぇ。
エマ・ストーンにも圧倒されましたが、今後はこういう役も回ってきそうですね。←観たい
ほぼ史実通りなのも怖いです。