ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

【THE MUMMY: TOMB OF THE DRAGON EMPEROR】
2008/08/16公開（08/09先行にて鑑賞）
製作国：アメリカ
監督：ロブ・コーエン
出演：ブレンダン・フレイザー、ジェット・リー、マリア・ベロ、ジョン・ハナー、ラッセル・ウォン、ルーク・フォード、イザベラ・リョン、アンソニー・ウォン、ミシェル・ヨー

神秘の宝をめぐり、死者の軍団との壮大な戦いが幕を開ける！

STORY:“シャングリラの目”と呼ばれる巨大なブルーダイヤを返還するため、外務省の依頼で上海にやって来たリック（ブレンダン・フレイザー）とエヴリン（マリア・ベロ）は、現地で遺跡の発掘にいそしんでいた息子アレックス（ルーク・フォード）と再会。そんな中、アレックスの発掘した皇帝のミイラが生き返る事件が発生する。（シネマトゥデイより）

やはり気になるのは“イムホテップ”の復活。さすがに今回、復活はないだろうと思ってたんですが・・・そんなところで。

『ハムナプトラ／失われた砂漠の都(1999)』、『ハムナプトラ２／黄金のピラミッド(2001)』に続いて第３弾。今回は舞台は時期的にも盛りあがっている中国。
監督はスティーヴン・ソマーズからかわってロブ・コーエン。今までよりも対象年齢がアップという感じ？

ちょっと残念だったのはエヴリン役がレイチェル・ワイズからマリア・ベロに変わっちゃったことですかね。

今回劇場鑑賞はお初です。しかもめずらしく母親と鑑賞。ちょうど前日の北京オリンピック開会式からの興奮がそのままに舞台も中国ということでややテンションも上がり気味？

前作から大人になっちゃったアレックス。あの雰囲気からこうなっちゃったか、、、とやや残念な気持ちにも。それに大きくなりすぎなんじゃない？
やはりあの両親の子だけあって遺跡発掘しとりましたわ。

このシリーズでお気に入りのジョナサンが相変わらず頼りないのがいいですねぇ。お店の名前には笑いました。愛着があるんだ(笑)

アクション、アクション、アクショーンと次から次へとアクションシーン満載の112分でしたね。ちょっとアクションありすぎな気も、、、

お話はアレックスが2000年前の皇帝陵を発掘したことから始まり、中国を世界最強にしようとするヤン将軍たちによって皇帝を甦らせてしまうという流れ。
兵馬俑が動きだすという設定は面白いですね。発掘されたとき、遺跡にいろんな仕掛けがあったりしてこのあたりはワクワクしました。

皇帝にはジェット・リー。なかなかハマってて良かったです。でもほとんどがミイラ顔なので後半にならないとお顔がなかなか拝見できません。

馬に乗ってさっそうと敵と戦う姿はカッコ良い。この人の悪役は好きです。でももうちょっと悪っぽく活躍してほしかったな。インパクト弱かったかも。

しかし君もか・・・ハルクばりに変身してたョ～、、、

ジェット・リーとミシェル姐さんとの戦うシーンはいいですねぇ。アップになるとミシェル姐さんもやや老けたなーという気もしますが、アクションシーンが少ないけれど素敵でした。

そういえば、アンソニー・ウォンも出てましたね。実はリサーチ不足で出演しているのを知らなくてこれは嬉しかったです。ウォン警部～っ

オコーネル夫妻のアクションのキレも良かったですぇ。引退したとはいえ、やはり好きなんですねえ。ブレンダン・フレイザーについては前作まではあまり好きなタイプじゃなかったんですがトシ食っていい感じに～。上海でのアクションシーンはお気に入りのシーンのひとつです。この時代の上海は好き。
さすがにCGの技術も向上していることもあって、ラストの戦闘シーンは迫力があって見応えがありました。ちょっとお茶目なミイラ？たちもいてクスッと笑えるところも。ちょっとスター・ウォーズのクローンの攻撃を思い出すな。

でもね、正直なところ中盤からハラハラドキドキ感はあまりなかったのです。観ていて楽しいことは楽しいのですが、インディ・ジョーンズのようなハラハラドキドキ感はなくて安心して観られちゃったかな。
とはいえアドベンチャーらしいアクションシーンは満載で、気軽に観るにはもってこいではありましたけどね。

エンドロールが凝っていてカッコ良かったです。特に何というわけじゃないんですが、中国の雰囲気も出てて好きですね。流れる音楽も良いです。

そういえば上海、そしてヒマラヤ・・・時代的にも『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』と被るなぁ。しかもジョナサン、次はあそこだし、、、
続編アリですかね。

*映画鑑賞★日記・・・より