【THE APARTMENT】1960/10公開 アメリカ 125分
監督:ビリー・ワイルダー
出演:シャーリー・マクレーン、ジャック・レモン、フレッド・マクマレイ、レイ・ウォルストン、デヴィッド・ルイス
出世の足掛かりにと、上役の情事のためにせっせと自分のアパートを貸している会社員。しかし、人事部長のシェルドレイクが連れ込んで来たエレベーターガールのフランはバクスターの意中の人だった...。
「午前十時の映画祭」第42週、DVDで観ました。
今のシャーリー・マクレーンしか知らないので、いやー若い、可愛かった、笑顔が素敵。ジャック・レモンは今年『お熱いのがお好き』に次いで2作目、この方のテンポ良い演技が好きですね。同じく今年2作目のビリー・ワイルダー監督。1960年アカデミー賞、作品、監督、脚本、美術監督・装置賞、編集賞受賞作品。
お話は王道中の王道もので先が読めちゃうんですが、テンポが良くてキャストも魅力的だし今観ても面白い作品でした。さすがに部屋を貸すのはないとしてもこういう上司と部下の関係ありそう。それにしても、ここの会社の上司はみんな不倫しまくってるな(笑)。でも、上司のために自分の部屋を貸すという設定は面白いです。邦題もシャレてるし!
バクスターもお人好しというか何というか・・・。基本やさしい人なんですね。意中の人が上司と不倫してるのを知ってショックを受けた上に、ゴダゴタで自殺未遂した彼女を介抱までしてあげちゃう、、、。好きだからなんだろうけど。ラストの展開はちょっといきなりっぽすぎる感じもするけれど楽しんで観られました。