ジュリー貝塚ライブ その1

沢田研二さん貝塚ライブの次の日は、町田のチケット取り(澤會さんの抽選に外れたけどがんばって直電話で取れました)に、ニッポン放送のラジオに、遠征後のお洗濯物の山に、なかなか忙しく、貝塚レポが後回しになっちゃいました。


さて、
記憶をたぐりよせつつ…。


貝塚コスモシアター。市役所やら他の施設が並ぶ中にありました。コスモシアター、宇宙劇場って意味かしら

今回の席は右ブロック通路側。けっこう前。ジュリーと目線合いそうな場所

さすが大阪 最初から総立ち

最初のご挨拶

こんばんは～
貝塚弥生式コスモシアター
きょうもたくさん来て下さってありがとうございます。
きょうは曇りですね。きのうは曇りだと言ってたら晴れ、きょうは雨と聞いてたら曇り。またあっついね～。
甲子園もやっておりますよ。阪神は今勝ってます。

このあとはいつものCD とDVDのお知らせ

「貝塚弥生式」ってのはみんな反応が鈍かったねイマイチわかりにくかった
わたしも一瞬、ん
貝塚→大森貝塚→歴史→弥生時代→弥生式土器ってことだと思うんだけど。
でも…貝塚って縄文時代だと思うんだけど。
ま、細かいことはいいや
貝塚市がその貝塚に由来するのかどうかは知りませんけど。
貝塚、昔のごみ捨て場ですね。


Pleasure Pleasure
ちゃ、ちゃ
の手拍子もみんな揃ってきましたね～
ジュリーは揃うの嫌いかしら リピーターだから 気持ち悪いとか言いそう

Smash the Rock
カズさんのGuitarと、表情がたまりませんね
ジュリーも右に左にノリノリです。

勝手にしやがれ
変形かべぬりは今や当たり前に
しかも最初からやるようになり、高速になり、あげくの果てに腕をぐるっとまわす新型まで
どこまでエスカレートするやら


大阪は京セラがあったので、あの羽飾りはどうするのかなって思ってたら、大東も貝塚もやりましたね
渋谷だけがなかったってことか～


では後半へ

ジュリー黄金歌謡伝説 その4

続きです。


合格だよな！ってみんなで言い合いながら。そしたらわりと早くに、来て下さいってことになって、僕らみんな未成年だから親と契約する。
親の承諾を得ましたってのが必要で、親とプロダクションの人が会う。祇園のきふねっていう旅館でね、まず親が会って話をして、こういうことでいくらの給料ですって。そのあと僕らと契約。
来たって言って渡辺プロや、テレビ出たーみたいな。

父親はべつに何も言わない。父親は昔映画俳優になりたかったってのがあってわかってくれてたんだろうな。ただ母親はみんなといっしょに行ってどうすんの？みたいな。
でも渡辺プロやな、っていいながら。
渡辺プロっていうのはやっぱり大人には信用があった。母親はイヤイヤって感じで心配みたいな感じだったけど、父親はあまりこまごまと言う人じゃないから、ただがんばってこいって懐に大金を入れてくれてね。いくら入ってるかわからんから、新幹線乗ってから見よっと思ってそして上京。

司会「きのうかかった僕のマリーに続いて出したシーサイドバウンドこれが大ヒットでしたよね」

そうですね、5月。42年5月。で、この大ヒットと共に裕也さんがいっしょにやるのを外されていくんですよ。渡辺プロの方針で。裕也とやったらダメや、裕也は裕也でやろ、タイガースはタイガースとしてイケるみたいなことになって傷心のヨーロッパ旅行に行かれるんですよ。僕らも見送りに行ったもん。きっかけ作ってくれた人だから。
でも内心うれしくてね。僕らだけでできるっていうのが。
そりゃやっぱり正直に言うと。
エールフランスに乗られてね、見えるんですよ、ちゃんと夜出発する便でね、窓から。あ、裕也さんや、手ふっとこ、ちゃんと手ふっとかないかんって。、
んふふふ

司会の方「でもこのシーサイドバウンドが売れたときはどうでしたほんのちょっと前まで、田園で悶々としてたわけだから」

そうですよね。

司会の方「どんな気分でしたか」

速かったですよね。昭和41年の11月に上京して、1月のウエスタンカーニバルに無理やりつっこんで
もらって裕也さんと尾藤さんのバックをやるって条件でやらせてもらって、日に日にキャ～が増えてくるんですよ、その時にわかったんですよ、これはイケる、これは普通じゃないっていう…。
ジャズ喫茶行ってももう並んでるんですよ、楽屋口に入れない、今の誰？今の誰？みたいな。
明らかに自分たちの知らないところでなにかが動いてるみたいな。
はっきりシーサイドバウンド出て、5月にまたウエスタンカーニバルがあるんだけど、その時はもうめちゃくちゃでしたよ。ブルーコメッツにもスパイダースにもギャーでは勝てなかったですけどね。
でも相当いってましたよ。ワンズはもうやり過ごしたかな、みたいな感じになって。

司会の方「淡々とNo.1を狙える位置まで上がってきてるっていう実感が」


そうですね、日に日にみんなの確信が確たるものになっていくみたいな。僕らなんかそんな上手いこと行くわけないやんって思ってんのに、みんなが言うとおりになってってる、やばいな、これ、真面目にやらないかんの、みたいな。

司会の方「半信半疑が続いてる状態で歌ってたわけですね」

う～ん…。

司会の方「ザ・タイガース。ブレイクした一曲です」

シーサイドバウンド