Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

ハミッドと野菜市場へ

2005-09-01 | everyday
今日は国民の休日でした。
いつもハミッドは私が学校へ行っている間に、家のお掃除をしておいてくれるので、なかなか一緒の時間がないのですが、今日は私がお休みだったので、一緒に野菜市場へ行ってもらいました。

二人でバスに乗って、スークマルカスィという名前の市場へ。バスに揺られて20分くらい。公共のバスは、どこへでも片道20円程度です。
バスが来たら手を挙げてバスを止めて、降りたい時は指をスナップすると止めてくれます。このバスがスーダン国民の足なのですが、なにしろボロボロです。

スークマルカシィへは、スーダン各地から鮮度の高い野菜が運ばれてきます。値段も家の近くの露天で買うよりも、3割から5割安い。しかもハミッドと一緒だと、ちゃんと値切ってくれるし、重たい野菜も二人で持てるので買いだめができます。それに何より、ひろーい市場の中で迷わなくて済みます。
今日の収穫はグレープフルーツと様々なフレッシュハーブ。

市場ではハミッドも友だちがたくさん働いてました。ハミッドは嬉しそうにみんなに挨拶をしながら、私を紹介してくれる。
ダルフール出身のハミッド。彼と同郷の人たちはハルツームで職を探すのが難しいと聞きました。炎天下の中、ハミッドの友人が一番多くいたのは魚売り場。
ものすごい魚のにおい。

手に荷物が増えてくると、どこからともなく大きくて丈夫なビニール袋を売る少年や、3輪リアカー(?)を引いた人がやって来て、商売を始めます。

先日の雨のため、市場の中にも池のような水溜りがいっぱいでした。いつも歩ける道があるけない。水溜りの中に捨ててある生ごみが腐って異臭を発していたりしました。それでも、いつもと同じ様に、同じ場所で人々はお店を出し、自分のお野菜や果物をきれいに並べているのです。

帰りは荷物が重くなったので、リクシャーに乗りました。
家の前まで送ってもらって、250円くらいです。
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