ずっと前からブログを読んでくれてた人たちは、覚えてるかな?サンちゃんことサンティーノ。
私がスーダンに来て一番初めに住んでいた、鍵のかからない隙間だらけ、虫だらけのアパートで床掃除をお願いしていた、現在22歳の青年。
サンちゃんはスーダン南部の一番大きな部族ディンカ出身。彼の生い立ちは、決して平坦なものではなく、内戦によって叔父や兄を亡くし、去年のハルツームの暴動では従妹を亡くしています。
だから掃除の仕事をしながら、教会で英語を勉強して政治家になりたいと言っていました。
だけど、妻が二人いるだとか、離婚暦があるだとか、新しい彼女と住み始めたとか、その彼女に寝ているところを襲撃されて大怪我をしただとか、サンティーノのゴシップネタは後を絶ちませんでした。。
彼女に殴られて以降かな。。。1年くらいの間、サンちゃんの仕事先のファティアの家に行ってもサンちゃんは仕事に来てませんでした。ファティに聞いても、「どうせ女の子とのトラブルでしょう」って言って笑っていた。
それが、先日ばったり会った。
「ユミー!」と懐かしい声。
「サンティーノ!!どこに行ってたの心配してたんだよ」と私。で返ってきた返答が、
「I am papa, very busy! 」
???
早いね、随分展開が。。。。
「おめでとう!男の子女の子?」
「one boy one girl」
??もう二人もいるの??聞きたい事がいっぱいあるのに、サンちゃんは
「I am papa, very busy!」
と繰り返し言ってバスに乗っていった。。。。。。
サンちゃんに幸あれ!