Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

労働とお金

2005-08-25 | everyday
今日はアートの先生にかわって、5年生にお裁縫を教えました。小銭入れや、携帯電話入れを2時間かけてつくりました。
そうしたら、授業を観にきた校長先生に、ある生徒が小銭入れを売ろうとしている。慌てて止めようとした私に校長先生は笑って、「いいのよ」っていう。

「今彼らが学んでるのは、将来稼ぐためで、学生でも売れるものが作れるならば、どんどん売ったらいいのよ」って。
へえーと思うわたし。
生徒たちは自分が作ったものを、ガードのおじさんや、迎えにきた保護者に売って小銭を稼いでました。

英語の授業でも、アラビアでおしゃべりをした生徒は、罰金を払わなくてはならないのです。私はとても生徒からお金を取ることなんてできないので、見てみぬふりをしてますが、学級委員のような役割の生徒が、ちゃんとメモをとって、取立てをしています。
そのお金は、単語テストで、好成績をマークしたグループで配分されます。。。スーダン人の先生たちにとっては当たり前のことのようです。
「真面目に努力をした生徒はお金をもらって当たり前」

私はちょっと複雑な心境。
でも、こうしてみんなお金の稼ぎ方を学ぶのかな。


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