Yumi @ Sudan

北アフリカの国、スーダンでの生活日記

モナの話

2005-03-13 | travel
モナは、私のアラビア語の先生。
本人の話を信じるならば、モナの一族バッドリー家は、スーダンで最も由緒ある家族。モナはその直系長女。母方のおじいちゃんは、ハルツームにある大学の創始者で、父方のおじいちゃんは、革命のリーダーだったとのこと。
モナは、英語学の博士課程をもっていて、今も大学で英語を教えています。プライベートでアラビア語を教えているのは、趣味のようなもの。

モナの周りにはいつも人がうろちょろしている。彼女の近くにいれば、何かしら仕事がもらえたり、いい事があったりする。いつだって、相談にのってくれる。
モナがいいって言う物が流行ったり、彼女が認めた人のところには、仕事が舞い込んできたりする。いってみれば、スーダンの女版ミノモンタ。

人間が大好きな彼女は、文句をいいながらもみーんなの面倒をいつもみています。
私も面倒を見てもらっている人のひとり。

でも、お嬢様育ちのモナ、洗濯もできなければ、アイロンもかけられません。


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1 コメント

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ミノモンタ (実香)
2005-03-14 16:55:00
ミノモンタとはわかりやすい!

私の中のモナさんは宮崎駿の映画に欠かせない長老のおばあちゃんって感じですがいかがでしょうか?

先日モナさんがお金を貸してあげた男性のお子さんはどうなりましたか?

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