顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

一つの区切り

2010-07-04 22:05:37 | Weblog
先日は、長文失礼しました
絵文字もほとんど使わず、読みにくかったと思いますが、最後までありがとうございました

早いもので、一周忌が経過し、一つの区切りでもあるため、今日は同期みんなでお墓参りに行ってきました

彼女から学んだり、感じたことはとっても多いですが、特に考えさせられたのが、
『今のこの瞬間は、もう二度と戻ってこない。』 ということ。

果たして、私はどうなの?って考えると、かなり時間を無駄にしてきたと思いますし、遠回りもしてきました
以前なら、とっても後悔したと思いますが、でもね、それはそれで間違えではなかったと思います

彼女と出会えたこと、そして悲しいですが、彼女とも別れも、とっても意味のあることでした。


話はずれますが、今回の件も同様にきっと私を成長させてくれるものなんだと、信じていきたいと思います

何かと言うと、お世話になっていた主治医がやめてしまって、新しい主治医へと変わったこと。

正直、最初は不安で不安でたまりませんでした
治療は別としても、先生との診察は私にとって、とてもとても大切なことだったから
今まで出会ってきた先生の中で、一番信頼していて、大好きな先生

だからこそ治療を通して、私が少しずつでも前に進んでいる姿を見てもらいたかったし、ある程度区切りがついて、口腔外科を笑顔で卒業するところまで、見て欲しかったの(たぶん今後もずっと口腔外科通いは続くので、こちらは無理な話なのかもしれませんが…)

先生に出会えたことは、私の人生の財産
病気を克服できそうなのも、先生の存在があったから。もちろん精神的な意味合いも込めて。

先生との出会い、診察、そして別れ…これを無駄にはできません
そういう意味でも、新しい先生との出会いも、何か意味のあることだと信じます