今日は午後から制服を作りにいきました。
学ランのほうが似合うな、と確認しました。
で、帰り道母親はスーパーで買い物をするというので俺は一足早く帰ることに。
家までの一直線を楽曲聴きつつ自転車で走っていると、イヤに遅い中学生三人組を追い抜いた。
どうやら他校の生徒のようだ。(俺の家の道路一本挟んだ向こうは他校の学区)
何を考えたか三人組は俺に追いつこうと急に速度を上げた。俺は何となく、
俺 (この俺に直線勝負を挑むとは…)
とか思ったりして一気に加速して突き放した。
相手にも骨のある奴がいるようだ。
1人突出して早い奴がいた。なるほど、そいつの自転車は一般的なシティタイプ、変速ギヤ6×3を装備し、オンロードに特化した自転車にのっていることがわかる。
だからって抜かれるわけにはいかない。赤い人も言ってるではないか。「機体の性能差が絶対的な戦力の差にならないということを証明してやろう。」と。
俺はいつも通りなれた道を脳内でもう一度サーチ、一番減速の少ないコースをずれることなく駆け抜ける。
相手は早くもへばってきた。後はこの信号機を抜ければ50mで俺んちだ。
信号が青であることを確認し聴覚に集中、横からくるやつはいない。俺は減速させることなく信号を突っ切った。
が、後から遅れてきた奴に悲劇が起こる。あまりにも俺に追いつこうと必死だったのかハンドルのふちを電柱にかすめた。
物体の速度が二倍になるとその物体が持つエネルギーは4倍になる。
そいつはそのことを痛感しただろう。
なぜなら後ろを確認するまでもなく『ガキン!』という自転車のフレームの曲がる音が聞こえてきたからだ。
あれは痛い。
一回俺も小学校5年のときに経験しており、いまだに傷跡が残っている。
離れ際にそいつが言ったことはこの一言。
そいつ 「待ってくれぇぇぇぇ!」
待つかボケ。
学ランのほうが似合うな、と確認しました。
で、帰り道母親はスーパーで買い物をするというので俺は一足早く帰ることに。
家までの一直線を楽曲聴きつつ自転車で走っていると、イヤに遅い中学生三人組を追い抜いた。
どうやら他校の生徒のようだ。(俺の家の道路一本挟んだ向こうは他校の学区)
何を考えたか三人組は俺に追いつこうと急に速度を上げた。俺は何となく、
俺 (この俺に直線勝負を挑むとは…)
とか思ったりして一気に加速して突き放した。
相手にも骨のある奴がいるようだ。
1人突出して早い奴がいた。なるほど、そいつの自転車は一般的なシティタイプ、変速ギヤ6×3を装備し、オンロードに特化した自転車にのっていることがわかる。
だからって抜かれるわけにはいかない。赤い人も言ってるではないか。「機体の性能差が絶対的な戦力の差にならないということを証明してやろう。」と。
俺はいつも通りなれた道を脳内でもう一度サーチ、一番減速の少ないコースをずれることなく駆け抜ける。
相手は早くもへばってきた。後はこの信号機を抜ければ50mで俺んちだ。
信号が青であることを確認し聴覚に集中、横からくるやつはいない。俺は減速させることなく信号を突っ切った。
が、後から遅れてきた奴に悲劇が起こる。あまりにも俺に追いつこうと必死だったのかハンドルのふちを電柱にかすめた。
物体の速度が二倍になるとその物体が持つエネルギーは4倍になる。
そいつはそのことを痛感しただろう。
なぜなら後ろを確認するまでもなく『ガキン!』という自転車のフレームの曲がる音が聞こえてきたからだ。
あれは痛い。
一回俺も小学校5年のときに経験しており、いまだに傷跡が残っている。
離れ際にそいつが言ったことはこの一言。
そいつ 「待ってくれぇぇぇぇ!」
待つかボケ。