自己管理という名の.....。

若い頃、武道をしている時の経験ですが、今日はすこぶる体調が
良いぞ....と思っても体の動き技のキレが微妙に
上手くいかない時がありました。激しく体を動かさない日常の
生活では、そんな微妙な差異はほとんど問題にならない訳ですが、
　それと同じようなことが制作にもあります。
今朝は調子が良いぞと思って制作をスタートしても、実際に
良い時もあれば芳しくない時もある。実際に描きだして見なければ
分からないです。　　仕事ですから良くないときも休まずに、
それなりに制作を進めなければならない。
私が一番、気をつけていることは、調子が良くて筆がどんどん
進む時です。もう少し描きたいと思っても夕方には
筆を置くことにしています。
好調さを翌日に持続させるために、あまりやり過ぎないようにしています。
余力を残して、いい気分で筆を置くことが精神を、
とことん疲れさせないことになると思っています。
もちろん、それぞれの画家によって考えが違うでしょうから
万人に当てはまるとは決して思いませんが。
　どの仕事でも結局は自己管理を上手く出来るかどうかでしょうね。
それから、意外と自分への自己暗示を有効に使うことが
必要かも知れませんね。
　この文章は私への自己暗示です、きっとそうです。
今日は書きませんが、とっておきの自己暗示がありますが
それはいつかの日にまたと言うことにしておきます。
と、勿体ぶっておきます。