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(旧)yoyo的日記

台湾での生活について、シェルターから受け入れた黒猫姉妹について、台湾で暮らして10年のyoyoが書いています。

シーサー(?)に守られる島

2009-07-31 | 台湾事情
さて、金門に着いて三日目。自分でぐるっと島を回ってみたくなり、バイクを借りました。台湾ではどこでもレンタカーよりも「レンタルバイク」屋さんのほうが一般的です。これが私が今回借りたスクーター。
スクーターとは言ってもこれで125ccあるので馬力は十分。お天気もいいし、島全体を回るのに半日もあれば十分です。

回ってみてびっくりしたのですが、金門、道がすごくいいです!

どこでもきちんと舗装されているし、まっすぐだし、そして車の量が少ないのでめちゃめちゃ走りやすい。ちょっと北海道を思い出しました(サイズは全然違いますが。笑)この道路の舗装状況もおそらく金門県がお金持ちなこととは無関係ではないでしょうが、軍との関わりもありそうです。

地図を見れば一目瞭然ですが(→金門第一弾の記事)、金門は中国大陸の目と鼻の先。肉眼でも見える厦門とはわずか数キロしか離れていません。

中国では、日中戦争後の戦後構想の違いにより、1946年から共産党と国民党で内戦が起こりました。最初は蒋介石率いる国民党がアメリカの援助も受けて優勢だったのですが、やがて毛沢東率いる共産党に押されるようになり、1949年に蒋介石は設立した「中華民国」とともに台湾島へ撤退することになります。一方、毛沢東は中国大陸で「中華人民共和国」を成立させるんですよね。この金門は一応蒋介石の国民革命軍側の範囲でしたが、なにしろ中国大陸の目の前なので、その後も続いた内戦の最前線となったわけです。そのため、この島は長い間軍隊によって支配される軍政状態で、一般の観光客等はなかなか上陸できない島となっていました。この軍政、なんと1992年に戒厳令が解除されるまで続いていたんですよ~なので、金門には今でも軍駐屯地もたくさんありますし、軍や戦争関係の資料館もあります。(下の写真は「太武山」という金門で一番高い山の入り口。兵隊さんが守っています)


でも、民政となった今は金門はとってものんびりしたところで道ばたに普通に牛やヤギがいました。牛はほんとに多くて、「もしかして一家に一頭?」と思ったくらい(笑)


金門の大きな見所は、伝統的な家屋なのですが、台湾島ではもうあまり見られないこの形のおうち、金門にはたくさんありました。



そして、金門独特の習俗である「風獅爺」(フォンスーイエ)信仰がおもしろい!

これが風獅爺ですが、沖縄のシーサーによく似ていますよね。ただ、こういう系統はたいてい座っているものですが(狛犬も)、このシーサー立ってるものも多いんですよ。そしてマントもつけています。可愛い
金門というところは風が非常に強くて風による被害も大きいので、ここでは風獅爺は風の被害から村や家を守る守り神として村の入り口などに置いてあります。ですから、主に風の吹いて来る向きである北東か北西に向けて建てられているんですよ。壁の中に埋め込まれているのもありました。

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