YOU THE FITNESS CAMP!

めんそ~れ!葉山から沖縄へ移住したゆうちゃんより、時々みなさんへお便り。

おきなわマラソン

2010年03月07日 | Run

「おきなわマラソン」

 

これは、みんなにお薦めした~いマラソン大会でしたもう、すでにみんなに広め中ですが…

大会マスコットりゅう君と、あかねっち

 

 

制限時間が6時間で、高低差が有るため初マラソン参加者は練習が必要になりますが、練習してこそ味わえる感動があると思います。

 

わざわざ飛行機に乗って行くだけの観光地としての価値は知られているとおり、癒やしの土地です。ぜひ、走るだけでなく沖縄ごと満喫して下さい

 

大会ボランティアは、高校生や、子供達が中心になって盛り上げてくれます。これだけでも心打たれますが、沿道からも、公認ボランティア以外の方達が沢山差し入れをしてくれます。ほんとかわいい小さい手で、サーダーアンダギーを差し出してくれたりすると、たまりませんね

あちらこちらで、エイサーでの応援があります。登り坂を走るのにピッタリな太鼓の音なんです。

 

 

マラソンには色んなサービスがついているわけですが、沖縄では、視覚障害を持ったあんまさん達がランナーの体をケアして下さいます。素晴らしい技術です。

体育館にずら~と、あんまさん達が並んでいまして、熱心にマッサージしているわけですが、この方達もフルマラソンなわけです。

何時間もぶっ通しで、ひざまづきながら、次から次へと来るランナーに心込めて施術するので、あんまさん本人の腰と膝が悲鳴をあげるんです。走っている人達よりも、この人達の方が大変だと私は思います。

だいたいマラソン後のマッサージって寝てしまうんですけど、色んな経験をされているあんまさんの話しを聞いていると、寝てしまうなんて事は無いデス。私は、隣のあんまさんを含めて会話してました。凄~く体が癒やされ、感動したので、両手で握手してお礼しました。気持ちとしては逆にマッサージしてあげたかったです。

 

 

さて、私達のゴールの話しですが、 あかねっち、やりました!!

初マラソン、練習でも怪我なく、余裕の走りでパーフェクトな完走

 私が初マラソンにチャレンジしたのは、フィットネス業界に入る前で、何の知識もなく、筋力不足から、走っている時は膝が痛いのなんのっ。走り終えた後は約3ヶ月はまともに歩けませんでした。

走っている時は、二度と走れなくなっても良いから、ゴールしたいって感じで、筋力が根性に付いて行ってなかったんですね でも、しばらく経っても痛みの引かないない足は、逆に走りたいって気持ちを強くするんです。

二度とチャレンジしない一回こっきりのつもりのマラソンが、また走りたいから足を治したいって思いになり、治療とトレーニングに精を出しました。

 

自分的には毎日のようにジムに行って鍛えているつもりだったんですけど、勉強してみると、あまり意味の無いことしてたんですよね。

病院でも、筋力不足だからフィットネスジムに通った方が良いよと言われて、ショックでした。え?毎日のように通ってますけど…て。その経験がこの業界に入った一因でもあります。

ちゃんと勉強してトレーニングをし直すと、とっても楽に走れ、タイムも縮み、痛みが続くなんて事は無かったです。

 

 マラソンに初挑戦する人は、経験を積んだトレーナーに相談することをオススメします

 

 

初マラソンから十年は経ちました。ピーク期よりかなりブランクがあります今回のタイムは、3時間55分。一応必至に走りました。まずまずです。

 

 次なる目標のひとつは、北海道。

場所もさることながら、対照的に走りやすいコースということで、目標タイムは3時間40分。

今年は、南から北へと、日本を走りまくります。

一緒に、ちばりよ~


美しさと、応援の力

2010年03月07日 | Run

みんな笑顔。こんなに沢山の人達と同じ方向に向かって走るなんて、不思議でハッピーな出来事。空は青いし、海は綺麗、仕事は休みだし、悪さする花粉は無い、あぁ最高ぅ

 

しかし、流石に沖縄。雨あがりは蒸し暑くなる…。わずか4K地点で、バテバテに

今回サブ4は無理かも…と弱気になりながら、7K地点の橋を重たい髪をかきあげながら越えた。

すると、沿道から「ゆうちゃんっ」というハッとする声援がこんなに沢山いる中から私を見つけ出してくれた応援団(?)2人カメラを持っていたので、喜んで止まってポーズする私に、「早く行け!」と突っ込みも有難う

や~嬉しかった。ありがたいです。知り合いの居ない土地で馴染みのある顔が見れると、まるで家族みたいに思えます。

 

 テンションで、最初の登りに入ります。最初は楽勝でしたが、アップダウンの多いこと多いことこれを10K以上繰り返すと、気が遠くなります。

駄目だ…コースをなめてたぁとペースダウンしながら、アメリカの基地に入ると、

「ヒュ~」「ピー(口笛)」「グッジョ~ブ」「ビューティフォー」凄いノリの良い応援にビックリ

ハイタッチにガッツポーズをしながら走る。笑ける…笑けるけど、キツい基地内でも山の様な坂がある…苦しい

でも、アメリカ人が家族総出で励ましてくれる。子供達が並んで手を用意して待ってる。手をタッチしながら駆け上がる。国際交流に感動して、涙ながらガッツポーズで登る。登れるんだから凄い “アイラブピース

や~テンション上がった てか、上がり過ぎたかも…

 

基地を出た途端、急激に体力の低下 更に続く高低差に嫌気が…今度こそヤバい。しかも食べ過ぎで胃が痛いかも…。アホだ私はアホだ。

 私達が走っている反対車線の車達が止められていました。かわいそうに、どこに行くんだろう。マラソンのせいで予定狂ったんだろうなぁ。

そうだ、あの応援団2人は飛行機に間に合うのかなぁ…と思いながらも必死に走っていたら、通行止めにされた車から「あなた!綺麗ですよ!」と大きな声。

えっあはっうふ あの~何と言えば良いでしょう?疲れぶっ飛びますね

絶対綺麗なわけないんですよ。汗まみれだし、鼻水垂れてるし、髪はグシャグシャだし、目がしみるからスッピンだし、だから日焼けもしてるしね。元来シミソバカス顔です。ウェアは塩噴いてるし。

でも、綺麗じゃないのに綺麗なの分かる…。。だからよけい嬉しい。

だから、走るのかなぁ?だから、走るんだと思う。。。

 

こうして、楽しくも一生懸命にチャレンジしている人はみんな、分かる人達にだけ分かる美しさがあるんだ。

それはマラソンだけでは無く、仕事や、文化系の趣味にしても、何かに立ち向かっている人の中にある特有の美しさ。

でも、そういった物って1人じゃ限界がある。それを応援する人がいるからこそ、よりパワーが出てくる。

マラソンだけでなく、全てに言える応援の力。

自分なりに、外側でなく、内側がキラキラするために、ひたむきにチャレンジするんだ。

輝きがなくなりそうな時は、同じ価値感のある人達からその力をチャージする。

おきなわマラソンでそんな力を沢山チャージできたと思う。

お返ししますからね。こういうのは、天下の廻り物。

私がまた誰かを応援して、誰かが輝くんです。これを読んでる人かな?

 

チャレンジは、はじまりましたか?次は、私があなたの応援団です

 

God bless you !!

 

 

 


晴れgirlと

2010年03月07日 | Run

大会当日、6時起き。徹夜や夜更かしが続き寝不足…そうとう眠いです 。

外はザンザン雨が降りしきり、沖縄の青い空が全く見えません。

 私の今回の目的タイムは約3時間55分。なぜかと言うと、8月予定している北海道マラソン出場するためには4時間以内の記録提出が必要だと思いこんでいたためです。実際はマラソンブームの影響で基本タイがゆるくなり5時間になったそうです。

公認自己ベストは7年前に走った3時間46分です。当時は余裕で走ったのですが、現在は体力が落ちてしまい、死ぬ気で走っても無理になってしまいました そんな訳で、歯を食いしばりなんとか頑張って走れば4時間きれるかもというギリギリのチャレンジです。

こんな雨で実現できるのかと不安になりながら、初マラソンに挑戦するあかねっちと朝食のバイキング。

あかねっちが、「私は凄く晴れ女で、こんな日は必ず晴れるんだ。」と言いながらポジティブに快食。

 雨の降りしきるチャタン村からバスに乗り、会場に…。バスに乗っている時も、あかねっちはジャンジャン雨を降らす厚い雲を見上げながら「あ、あそこだけ晴れてる!私の上だけ晴れるかも。」…めでたいお人です。

 会場に着いても尚降り続く。寒いなんて想像してなかった。サングラスなんか持って来たけど、カッパの方が必要だったなんて…。そう思いながら、スタートを待っていました。

それが…、召集がかかると、なんとウソのように雨がやんで、いかにも沖縄らしい空と気候になって、あかねっちが得意げに「ほらねっ(晴れ女だから。)」と。一万三千人居るこの中のたった1人のパワーなのかい?それは凄すぎるね あかねっちと沖縄に来て良かったよ。

 スッカリ太陽の光を浴びてる運動公園の赤い屋根瓦の門。

銃声の後、湧き上がる大歓声と共にビッグスタート!

この瞬間が大好き。

胸踊る「始まった!」

42.195Kの旅が始まった!

 

 つづく

 

晴れ女あかねっちの食後のデザート