日本神話に登場する異形の巨人『両面宿儺(りょうめんすくな)』

日本の記紀神話、日本書紀に登場する異形の人物。それによると、両面宿儺は一つの胴体に顔が二つ、それぞれ反対側(前後)についており、二つの頭の頂は合わさってうなじが無かった。
また腕は4本、膝はあるがひかがみ(膝の裏)と踵も無かったとされている。力は強く、俊敏でもあり、四本の手で二張りの弓矢を引く事が出来た。身の丈は八尺、約3メートルはあったとされている。
両面宿儺は仁徳天皇の時代に飛騨地方に住んでいた豪族の長であり、朝廷の命に従わず人民から略奪することを楽しんでいたため、難波根子武振熊(たけふるくま)を遣わして征伐したという・・・(この続きはこちらから)

