エイプリルフールの悪戯で悲惨な死を遂げた人々…刺殺未遂から死刑まで

4月1日は世界中でエイプリルフールだった。皆が嘘をついてもいいとされる日だが、それはあくまで悪気のない、無害な嘘に限った話。だが、時には嘘が手に負えない、取り返しのつかない状況を生んでしまう事もあるという。
これから紹介するのはユーモアの名の下に、最終的に誰かが死亡するに至った2つのケースだ。
【復旦大学毒物事件】
2003年、中国の上海医科大学の大学院生、林森浩は、ルームメイトの黄揚氏がエイプリルフールに合わせて悪戯しようとしていると聞き、仕返してやろうと考えた。林は大学の研究室からN-ニトロソジメチルアミンを採取し、寮の水道に黄色い油状の液体を混入。その水を飲んだ黄氏は、すぐに体調を崩し、体が動かなくなった。そして1週間もしないうちに、多臓器不全で死んでしまった。その後、林は黄氏が死亡した原因を作ったとして裁判にかけられた。彼は悪戯だったと主張したが、上海第二中級人民法院から死刑判決を受け、2015年12月11日に刑が執行された…(続きはこちら)

