現代も続く跡目争いの因縁「山田地蔵の呪い」とは?!

福岡県宗像市に存在する宗像大社は、海上交通の平安を守護する玄界灘の神を祀った神社であり、日本神話にも登場する最古の神社の一つでもある。上代から当地を支配していた宗像氏が大国主命の神裔(しんえい)として大社の宮司を歴任し、現在は観光地としても栄えており、2017年には世界遺産に登録された。
宮司を継承していた宗像一族は、平安時代に武士となって蒙古襲来でも活躍して徐々に勢力を伸ばし、戦国時代には大名として君臨することとなる。しかし、この宗像一族は、その後勢力争いに敗れ断絶の道を辿ることとなった。それには、宗像一族にまつわる“呪い”が起因していると言われている…(続く)

