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幼稚園の仕事

2005-10-18 21:00:44 | 調律師の仕事
調律の仕事で、幼稚園や保育園に行く機会が良くあるのですが、この仕事を始めてから知った事実=私立の園は、滅多に調律をしたがらない=には、当初驚いたものでした。
え~っ、子供の教育に関わる人たちが、そんなに意識が低くて良いのか~と思うわけだけど、ほとんどの園はなにしろケチです。
調律には予算を割きたくないのですね。
故障しない限り、やんなくていいよって吐き捨てるように言われたことも、あります。
今日行ったところは、数年前に新しいピアノを入れて、その部屋でピアノ教室をやっているので、年1回、渋々そのピアノだけ調律することにしていて、他の部屋にも数台ピアノが入っているけど、それは何年も手付かず。
いくら勧めても、のらりくらりです。
そんでもって、今日は珍しく下の部屋の方をやってもらおうかなというので、どうしたのかと思ったら、ピアノ教室の先生が最近下の部屋のピアノを使う日があってということで、講師がチェンジしたせいらしい。
2階は講堂だけで、遅い時間になると暗くて物騒だからということで。

で、何年やってないかと見たら5年ぶりなんだけど、その前は8年空いてる…ってなペースです。
故障はなかったけど、狂いも酷いしロストモーション(アクションと鍵盤の接点のアソビ)もデカクてタッチがガタガタ。

そんでも、2階のヤツも来春にはやるという約束を一応取り付けたので、ブランクの割増料金はサービスしますからまたヨロシクと愛想を振りまき帰ってきましたが。

だいたい私立の園は、父ちゃん園長、母ちゃん副園長、息子事務長てな構図で、父兄と職員と楽器店他の業者におだてられ続ける人生を歩んでいるせいか、人間的には?な人が多いように思います。

もう1ヶ所、今週行く園があるのだけど、数年前に事務に入った若い息子は未だに電話の応対が滅茶苦茶で、園長(父)に関してはいつでも絶対敬語。
「今、園長先生がいらっしゃらないので、いらっしゃる時に電話してもらえますか?」ってなことを言うんだよな~、父も母も叔母も同じ職場にいて気が付かない。
いいのか?それで?…。
(以下、続く…)

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11月12日はessenceライブ!

2005-10-17 23:08:35 | music
昨日、布谷さんのライブが12,1,2月と入りそうと書いたのですが、どうも情勢が流動的なので、とりあえず昨日のブログは削除しました。

昨日はessenceのリハでした~。
早いもので、ライブまでリハあと一回。
ライブ直前にもかかわらず、ぞくぞくと新曲が出来ちゃってるessenceです。
11月12日@LIVE INN ROSA、沢山の新曲でお待ち申し上げております。


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ゆ場中仙道

2005-10-15 00:38:59 | music
昨日は、蕨で噂のライブハウス「ゆ場中仙道ライブ酒場MSP」に行って来ました。
http://www.yubamsp.com/index.html
この日のバンドは、「ゆ場たろう」。
サックス奏者のナカヤマさんが、純平&フレンズにも参加したことのある方で、おまけに森園氏のライブ撮影で知り合ったS本さんと共通の知り合いであることが最近わかり、S本さんのお誘いで遊びに行ってみました。
今の住まいからは、歩いて行ける距離なのです「ゆ場中仙道」。
駅からは歩くと15分位あって、こんなところにライブハウスがあるとは~というロケーションですが、会場内はゆったりと広くて、いい感じのお店です。
蕨のケーブルテレビの取材も、入ってました。

ゆ場たろうのバンマス、guitar playerのアライ氏は、話してみると私の実家のご近所で中学校の後輩であることが判明。
S.WonderやH.Hancockのナンバーを中心にしたレパートリーで、メンバー皆すごいテクニシャン揃い。
私はフュージョン界のことは良く知らないわけですが、地道に埼玉でも活動しているメンバーにすごい人材が多々いるものなんだなぁと、しみじみ思ったのでありました。
このバンド、西川口にある元・セルスターズのメンバーがやってる「ハチのムサシ」という店にも出演してるそうです。
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チェンバロ奏者宅の仕事

2005-10-13 00:44:49 | 調律師の仕事
今週は中一日で2回も、車で調布まで仕事に行きました。
空いていれば片道1時間半だけど、帰りはだいたい混んでいるので、2時間かかる距離。
1件は前からのお得意さまで、もう1件は知人の紹介の新規のお宅。
同じ調布市内で、一日で回れればベストだけど、今回はどちらも若干修理が必要な様子だったので、別々の日に行くことにしたわけ。
電話で話を聞いただけでは、修理やブランク調律をきっぱりと何時間で出来るとは言えないもので、もちろん一日に数台を回るのを日常としている調律師ならこなしちゃうわけですが、最近のんびりペース、腰を痛めない程度にという私は、余裕を持ってやることにしています。
こういう時に限って、どちらも修理には梃子摺らずに済んで、往復の運転時間の方が長いという仕事になったけど、時間に追われて焦ってやるよりは、長く付き合うことになるお客さんとお茶を飲みつつコミュニケーションが取れるやり方が今の私には向いてるみたいです。
新規のお客さんはチェンバロ奏者で、ピアノは東北の実家に置いていたものなのだけど、遠路を運んでくることにしたため、移動や防音耐震のための付属品の相談も受け、手配なども請け負って設置されたもの。
ご実家での管理が完璧だったので、10数年使っていなかったピアノなのにコンディションが非常に良くて、修理は必要なかったし調律もやりやすかった。
ご実家のご両親の楽器への愛情がしみじみと感じられて、うれしいことでした。
チェンバロの話も色々聞けて、面白かった。
チェンバロというのは、演奏者が自分で調律するものなんだけど、415Hzが標準だそうです。
そういう意味でも別の面でも、同じ鍵盤楽器とはいえ別物だから、先生はピアノと平行してやるものじゃないと言うらしいけど、ご本人がピアノへの愛着も捨てがたく、実家に置いてあったピアノを引き取ることにしたそうですが、そんなわけでチェンバロ、デジピ、生ピと3台の鍵盤楽器を家に置くことになって、なかなか場所も取りますですね。
演奏者と話をしていると、自分で調律、チューニングをする楽器のプレイヤーとの方が、ピアノのみの演奏者と話すよりはるかに面白い場合が多いです。
先方のこちらへの興味の持ち方が、圧倒的に違う。
経験知識を共有したいというお互いのバイブレーションが、合うのですね。
日本では、ピアノだけしか知らないプレイヤーは、ピアノの構造への好奇心をあまり持っていない人が多いように思います。
海外のピアニストには、ピアノのハード面への知識もかなり深い人が多いと聞くのだけど…。
音楽の歴史の違いだけでなく、職人に対する意識の違いとかが入り組んでいるかと思う。

そんでもって充実した仕事の帰り道、今日は温泉に寄ったのだ~。
仮住まいマンションの風呂は狭くて居心地がイマイチなので、、ボチボチ寒くなってきたこの頃、のんびり広いお風呂に浸かりたい~と思い、スーパー銭湯を開拓することにし。
出かける前にネットで検索して、戸田の「彩香の湯」というところに、寄ってみたのであります。
ここは入浴料が¥1000で、やや高めなんだけど、天然温泉だからかな。
でも、その分広さもあるし空いていて、なかなかのお風呂でした。
露天も広いし、薬草を焚いたスチーム風呂とか寝湯とか充実していた。
元の住まいでは、仕事帰りにジムでジャグジ~も気軽に寄れたのだけど、ちょっと遠くなっちゃったから、なかなか行けなくて。
たまにこんな感じで気分転換を計るのも良いもので、リフレッシュしました。

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連ちゃんCAVALLINOで

2005-10-11 01:11:23 | music
一昨日の話なんだけど、実は8日に続けて9日もCAVALLINOに行って来たのだ。
なぜかと言うと8日に行ってみたら、表に貼ってあった翌日のポスターにBass大西真の名前があったから。
ハープ&ボーカルで活躍している今出裕さんのライブだったのですが、お仲間の追悼イベントということでもあり、元々決まっていた会場の都合で急にCAVALLINOに変更になったのが直前だったから、バックメンバーまでは知らなかったのだけど、なんと大西さんが来るとは!
Pub saxo、金子マリ presents 5th Element Will 、Aなどで活躍している尊敬するBass playerです。
今の住まいからは川口は車で20分ほどなので、二日酔いをなだめつつ行きました。
行って良かった~、すげー、かっこいーライブだった。
何より感慨深かったのは、会場のBass ampは私の持ち物だったYAMAHAのFという25年近く前のしろもので、古いしイモな音なのはしょうがない…と思っていたのだけど、大西さんの手に掛かるとなんと渋くて良い音がするのか~。
弘法筆を選ばずで、ございます…。
連ちゃんで同じ会場で同じampという条件のなか、自分の修行の足りなさをしみじみと感じ入ったのであった。

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