石垣空港に凡ちゃんが迎えに来てくれて、再会を喜びあいホテルまでドライブ。
離島ターミナルそばのホテルにチェックインして、夜はヤギ刺しのある居酒屋をリクエストして凡ちゃんに連れてってもらいました。
本島で山羊料理の看板をいくつも見かけたので運転手さんに質問したところ、山羊汁は慣れない人にはキツイかもしれないけど刺身はいけますよと言ってたので。
皮が固い感じはあったけど、匂いは全くきつくなくて美味しくいただけました。
その他、モズクの天ぷらなど色々と郷土料理を頂いて、その後ジャズバーの「すけあくろ」へ。
マスターはお店に来るのがゆっくりだそうで会えなかったけど、ウッドベースを弾くマスターがやっている「ぴらつかるてっと」のCDを掛けてもらったら気に入ったので購入し、今我が家では毎日これが流れてます。
ボーカルの具志堅陽子さんとギターの喜舎場英雄さんは、かつて東京で活動していたけどその後に石垣島に帰郷し「すけあくろ」のマスターと共にこのバンドを始動したそう。
ジャジーでありつつもフォーキー、矢野彰子、CHARA、ビョークなどの影響を感じさせるボーカルですがパンチの効いたところもある伸びやかな歌声、そして凄腕を感じさせながらもその歌にぴったりマッチしたギターが素晴らしい!
「すけあくろ」のお店の作りもとても良くて、地下1階のゆったりしたバーコーナーからさらにドアを開けると半地下降りたフロアにライブスペースがあって、理想的な構造。
こういうお店が埼玉の身近にもあれば良いのに~と、羨ましく思う環境でした。
さてそして、翌日はドルフィンファンタジーでイルカと触れ合い、一緒に泳いできました!
最初に説明があって、5匹のイルカの見分け方、色白ちゃんとか色黒ちゃんとか受け口顔とか教えてもらったけど、私は余裕がなくて見分けがつかずに終わりましたが(^_^;)
スタッフがウエットスーツのサイズを合わせてくれ、暑いので下から半分だけ着た状態でイケスに移動して足を下ろし腰かけて、まずはイルカの芸を見せてくれて触れ合いをし、チューをしてもらって記念撮影、その後に隣のイケスに移動。
ウエットスーツのファスナーを締め、フィン、ゴーグルとシュノーケルを着けて泳ぎ方の指導を受けてから海に入る。
イルカがイケス内の人間に徐々に慣れて近づいて来てくれるのが分かるのだけど、当然のことながらイルカたちの泳ぎがあまりに速いのでちょっとタッチして1~2秒ほど並んで泳いではすぐ離れてしまうの繰り返しだったけど、割合たっぷりと時間があってずいぶん楽しめました!
海水の温度は、最初に足を入れた時は冷たいと思ったけどその後は全く感じなかったし、天気はピーカンではなかったけどまあまあ明るく晴れていて、でもジリジリ焼けるほどではなく、おまけに3月末までは冬料金なので夏場より安いし一番丁度良い時期に体験出来たと思います。
イルカと泳いだら肩こりもすっかり吹っ飛びまして、身体が軽くなりました(^_^)/
軽くシャワーを浴びて着替え、ホテルに戻ってから街に出て昼食はホテルそばの山海亭に入り、アダンのチャンプルー、ピィヤーシ焼きそばなど珍しいものを頂きました。
アダンの芽はちょっと竹の子っぽい食感、ピィヤーシは後でネット調べたら島こしょうということだったけど緑色で味も少しバジル的な印象だった。
いずれも美味でした。
食後はぶらぶらと散歩してお土産を買い、ホテルに戻って大浴場でゆったり湯に浸かり、夜は市民会館で行なわれる小出裕章さんの講演会に。
小出さんの講演は以前から一度聞きたいと思っていましたが、まさか旅先でという展開になるとは不思議なご縁です。
今回の大きなテーマは、「台湾原発事故にどう備えるか」ということでしたが、台湾第一原子力発電所は福島原発とほぼ同時期(1978年)に作られた同型の沸騰水型原子炉で、ここと石垣島はなんと270kmしか離れていないのです。
福島の原発事故を受けて、小さなお子さんを連れて石垣島に避難して暮らしておられる方もいらっしゃいますし、この事実に衝撃を受けておられるであろうことを思うと、心が痛みます。
石垣市民会館中ホールは満席に近い出席者で埋まり、講演会後半は活発な質問と小出さんの真摯な応答が時間ぎりぎりまで続きました。
さて、講演会後はまたまた居酒屋で郷土料理と泡盛酎ハイで盛り上がりました。
この日はBEGINの25周年記念コンサートが石垣市中央運動公園で行なわれて、BEGINのTシャツを着たファンの方々が店内で盛り上がっていましたが、郷土の誇りである彼らのステージを地元で観た喜びが伝わって来て、こちらの心も温まるものがあった。
ところで石垣島の食事での発見、毎日もずくを食べていたお陰か旅に付きもののお通じの悩みが全くなく過ごせて、もずくはどんどん積極的に食べるべしと思った。
もずくそうめんなど、めんつゆと共にお通しで出たりして、これは食べやすくて酢の物よりも好みでした。
男子は酢の物が苦手な方がけっこういるけど、この食べ方お奨めです。
さて翌日午後には帰路に着きますが、午前中は竹富島に行って来ました。
その3につづく。