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担当医の交代

2012-02-10 22:07:00 | 看病日記
昨日、医局長と面談をしてきました。
ナースステーションに着くと、看護師長がすぐにこちらに声を掛けてくる。
セカンドオピニオンで医局長兼副院長に面談を申し込む家族なんて、滅多にいないのでしょう。
ナースステーションも緊張が走っている様子だし、前日まで気になっていた母の口の汚れ(流動食が漏れて口の中や回りがべとべとになってたりする)も綺麗に掃除されてるし。。。
オットも会社を抜けて来て、師長とMSWも同席の形で話を聞きました。
質問内容を8項目の箇条書きにして、それを渡したので、じっくり読んでから回答してくれた。
医局長の対応は誠実ではありましたが、慎重に言葉を選び担当医の診断は間違いではないということを婉曲に話すような感じ。
だが、水頭症の診断については微妙で断言を避ける様子だった。
回復期病院に行くことが現時点では100%無理ということについては、期限の問題があるから同意見であるけれど、意識レベルが上がる可能性がゼロなのかと問えば、ゼロというわけではないが・・・ということであった。
意識のないまま転院した患者が、外来に来れるまでになった例もあるという話を聞き、大きな救いを感じました。
V-Pシャントのバルブ調整について、しばらく診続けなければならないので、転院は川越の系列病院以外に選択肢は無く、ベッドの空き待ちで今月下旬には移ることになりそう。
これまで一日も休まず面会を続けて来て、毎日変化を期待する日々だったけど、今後は長いスパンで考える姿勢に切り替えて行くしかないないんだな・・・と、夜オットと話し合いました。
意識の回復には家族の声掛けがとても重要であることは、友人の経験談や医師、看護師の話からも深く自覚していることがらだし、川越の病院は車で50分くらいかかる場所で今までより遠くなるけど週3~4日は交代で通って、出来るだけのことをして行きます。
その後3~6ヶ月中に地元の療養型病院に移すことになるけど、母の意識レベルが2ヶ月以内くらいに上がってくれれば多少遠くてもリハビリに力を入れている療養型病院へという選択もあるので、諦めずに様子を見つつより良い選択をして行きたいと思ってます。

医局長は途中携帯が鳴った時も出ないで、電話は師長に渡して面談を中断することなく話して下さり、これまでの医師との対応の違いを強く感じた。
これまでの担当医は救急医だから仕方がない面もあるのでしょうが、面談中に2回携帯を受けた後、「今も救急車が続けて来て、うちはそういう病院なんだから一日も早くベッドを開けて欲しいんです」という話にすぐに持って行く人だったから。
担当医交代のお願いも「私で良ければ」と引き受けてくれて、次の検査予定日も教えてくれ、その翌日に面談という約束もしてくれた。
今までは、必要なときはこちらから連絡しますってだけだったけど、これからは今後の予定が立ちやすいという面でもストレスがずいぶんと軽くなりました。


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