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ブログ小説 過去の鳥

淡々と進む時間は、真っ青な心を飲み込む

ネズミ入りカレーの味は?

2007-03-14 09:06:23 | 食物の咆哮 料理編
カレー鍋にネズミ、18食を販売 JR新小岩駅のそば店(朝日新聞) - goo ニュース

 「あじさい」はJR渋谷駅にもあり、何度か利用したことがある。立ち食いなのに、椅子が置かれていたりする店。新小岩の店はないが。
 で、ネズミ入りカレー。これはそう食べられるものではない。どんな味がしたであろう。まあ、出汁が出ただけで、ネズミ本体はお皿にはのっかっらなかったようだが、よく煮込んであれば結構いけたかもしれない。
 ネズミカレー。新メニューとしてどうだろう。
 ディズニーランドの中ではミッキーが怒り出すかも知れないが、JRの駅ではおもしろい。駅やビルに徘徊するネズミをネズミ捕りで捕獲し、そのまま料理に使えば、コストダウンも可能。害獣の駆除もできる。都会のネズミは、よく太っていて、肉も豊かだと思うが。豚肉のように、アブラがのっているのでは。
 ただし、毛はよろしくない。それに姿煮状態で出されたら、いささか不気味ではある。出っ歯が覗いているのは、なんともはや。その点は、きちんと調理する必要があるかもしれない。
 
 で、あじさいでは、このネズミ入りカレーを新メニューとして売り出す予定はあるのだろうか。もしあれば、是非ご連絡していただきたい。一度試食して見たいものだ。

一杯の掛け蕎麦

2007-03-11 05:19:56 | 食物の咆哮 料理編
 その昔、一杯の掛け蕎麦なる講談が世情を賑わしたことが。
 栗良平とか言う詐欺師が作った話。
 国会でも、こんな美談があると、誰かが取り上げていたのを思い出す。

 家族三人で、この一杯の掛け蕎麦を分け合って食べる。
 余りにもリアリティーのない話を、
 当時の連中は話半分に聞きながらも、
 なんとなく信じていた。

 嘘でも信じることがある。
 肥後のゴキブリと呼ばれる代議士の議員会館光熱費の問題。
 嘘でも信じると思っているのか。
 選挙民と言うか国民を愚弄しきった態度。

 で、おいらがよく食べる掛け蕎麦。
 一杯260円の掛け蕎麦。
 値は安く、味はそこそこ。
 ミツバと柚子がのっているのがうれしい。
 かまぼこのかけらが、店の良心を感じさせる。
 貧しいおいらにとって、一杯の掛け蕎麦は主要な昼食のメニュー。

 むろん、腰のない蕎麦。
 しょっぱいオツユ。
 それもなじめばヨシ牛状態に。
 早くて安い。
 素晴らしいこと。
 そうなのだ。
 マクドナルドのハンバーガーも、その味になじめば美味しいものに。
 
 なのに、ラーメン屋に行列を作る人々の群れ。
 ああ、なんというバカ面。
 30分も待って食べてどこが美味しい。
 待って食べるほどのものか、ラーメンなんぞ。
 以前、友人にすすめられ、行列を作って食ったことがあるが、
 そのラーメンの恐ろしくまずいこと。
 ラーメンのくせに700円。
 値段のバカ高いこと。
 なのに行列を作るバカ面。
 裸の王様の群れ。

 評判が落ち、客が引くと、一気に引いて、
 潰れていくラーメン屋の無常。
 人は、味が落ちたと言う。
 その評判だけで、人は食べるのを躊躇する。
 味はもともとまずかったのだ。
 味覚のわからない哀れな人々。
 そうして閉じられた多くのラーメン屋。

 そういう世界にあって、掛け蕎麦はエライ。
 掛け蕎麦は正しい。
 260円はうれしい。