Web-yoshy'sGarageへようこそ♪
管理人のヨッシーです。
いつでも気軽に
オートバイに乗るという行為が
"アタリマエ"ではなくなった今、
乗れる機会があるのであれば
少しでも走らせたいと思い、
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2の
エンジンに火を入れ、
"和歌山県"へと向かう♪
和歌山には
"風光明媚"な地多々あるが...
今回はこの様な場所を
駆けてみることにシタ♬
【Day1】am5:00ー
桜散れど...
早朝の空気はまだ"肌寒く"
ウインドブレーカーにオーバーパンツと...
冬装備での出発となった。(外気温8℃)
本格的に走り出すまえに、
ルート上に雨雲が掛かっているいることが
確認できたので少し時間調整をするも、
伊勢湾岸道==東名阪自動車道へと渡り
亀山PA直前で雨雲に追いついてしまう。
PAより行く手である
国道25号(名阪国道)方面を見やると
真っ黒な雨雲が張り出している...。
小一時間ほど天候回復待ちを余儀なくされたが、
時間経過とともに雨雲去り青空広がる。
"青空に美しく虹映える"
磨きあげられた
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2濡れるも
良いことも待っているものだ...
LUCKY♬
名阪国道==針IC==国道369号へと渡る、
国道166号==国道169号で吉野方面へ向かい。
コンビニエンスで朝食♬
ー まちかど厨房 ー
とんかつ"まい泉監修ソース使用"
三元豚の厚切りロースカツサンド
で腹ごしらえ♬
国道24号==九度山(県道13号)==
国道480号を快走し有田川町へと向かう。
このルートは適度なカーブが連続し面白い♬
ー 蘭島(あらぎじま) ー
有田川町のシンボルとも言える景観
蘭島(あらぎじま)。
日本の棚田百選に選ばれ、
2013年には周囲の景観とともに
「蘭島及び三田・清水の農山村景観」として
国の重要文化的景観に選定された。
四季折々に美しく変わる風景がみどころで、
写真愛好家にも有名なスポット。
ー 有田川町HPより ー
"蘭島(あらぎじま)"に訪れるのは2度目であるが、
豪華な展望台ができていて驚いた(笑)
10年以上もの時を経ても
"些(いささ)かも衰えることない美しい姿"
で蘭島はその場所に在った♬
折角なので
20分ほど"青空の出待ち"をして撮影。
あらぎ島の袂(たもと)に
道の駅(あらぎの里)もできていたので
休憩に立ち寄る。
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を駐め
ヘルメットを外すと...
♬♬と鳥の囀(さえず)り聞こえる。
天井を見やればツバメの巣。
雛鳥達を見守る親鳥♪
雛鳥達の巣立ち近シ♬
道の駅を後にし、
国道480号を有田川沿いに進むと
ミカン山の景観広がる...。
阪和自動車道の高架下を潜った先を右に折れ、
"みかんの里ハイウエイ"へと向かう。
阪和自動車道"長峰トンネル"が貫く
ミカン山(千葉山)を駆けのぼる♬
登ってきた道の向こう側に、
有田川の町並みと、
真っ直ぐ伸びる阪和自動車道を一望できる。
期待以上の絶景に出会え胸高鳴る♬
さらに少し登ると...
ー 遠望絶景地/みかんの丘 ー
仁坂吉伸和 歌山県知事の碑(完工平成20年3月吉日)
"みかんの丘 そよ風の 道"
ー 遠望絶景地よりの眺め ー
...形容する言葉失うほどの美しさ♬
木製の青い長椅子に腰を掛け、
一頻(ひとしき)りこの絶景を
"ひとりじめ"した後は、
昼食を取(摂)るため箕島漁港へと向かう♬
青い空と碧い海...
そして港に停泊している
黄色い漁船が可愛らしい♬
ここ箕島漁港は、
タチウオの漁獲量では日本一を誇る。
午前3時頃出航し、
午後3時頃に帰港する漁船を待つ
たくさんのリヤカーが漁港に並び、
活気あふれる様子が見られる。
タチウオのブランド「紀州 紀ノ太刀」は
船から降ろされるとすぐにリヤカーで移動し、
入札後は仲買人から
その日のうちに出荷される新鮮さが売り。
毎月土曜には朝市も開催され、
多くの買い物客で賑わう。
その箕島漁港に
2020年5月30日に誕生したのが、
"有田箕島漁港直営/浜のうたせ"ダ♬
わずか17戸の小さな漁村だった
有田市宮崎町の辰ヶ浜地区。
江戸後期に伝わってきた
打瀬(うたせ)船漁業の習得により、
一気に収穫量が増大し、
漁業の町として発展を遂げた。
以後、船やエンジンなどの改良が加えられ、
現在の打瀬船の姿になってる。
打瀬船は紀伊水道の和歌山県沿岸を中心に、
時には遠く白浜町沖にまで躍動し、
市町村別の漁獲量日本一を誇る太刀魚や、
エビ、真鯛などを漁獲している。
紀の川、有田川、広川に乗って
山から運ばれる豊富な栄養により
魚の餌(プランクトン)がよく育ち、
魚の脂のりは抜群だ。
物販棟と飲食棟(うたせ食堂)で
構成された産直施設"浜のうたせ"は、
漁師さんにとって思い入れの深い
地元「辰ケ浜」の"浜"と
「うたせ船」の"うたせ"から
名付けられた。
ー 浜のうたせパンフレットより抜粋 ー
うたせ食堂にて
太刀魚と海老の天丼を注文♪
そびえ立つ"太刀魚"の
天ぷらに驚きながら(笑)
"箕輪港"を眺めながら
美味しくいただく♬
ほねくという食べ物が
名物だというので、
ほねく天も追い注文♪
風味豊かでとても美味しい
さつま揚げであった♬
※ほねく
新鮮な太刀魚を骨ごと砕いてすり身にし
揚げたてんぷら(さつま揚げ)。
浜のうたせのほねくには
牛蒡(ごぼう)が入っている。
食後は、
"有田みかん街道"を駆ける♬
碧く輝く
和歌山湾の景観広がる♬
みかん街道から
県道20号(有田湯浅線)を使い、
日本遺産認定
「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地
紀州 湯浅へと向かう♬
無料の観光駐車場嬉シ♪
綺麗なお手洗いと
津波救命艇が印象的。
山田川を渡れば
湯浅重要伝統的建造物群保存地区ダ♪
ー 伝統と文化を紡ぐ町"湯浅" ー
湯浅町は、
熊野三山へと続く熊野古道の宿場町として栄え、
熊野古道が唯一商店街を通る町としても知られている。
交通上重要な位置にあった湯浅は、
近世に入り次第に商業都市として発展を遂げる。
その核をなしたのは、
なんといっても醤油。
鎌倉時代、中国の宋で修行を積んだ僧が伝えた
「金山寺味噌」から生まれたのが、
現在の日本の醤油の始まりと言われており、
紀州湯浅は「醤油発祥の地」と知られている。
ー 紀州湯浅町HPより ー
重要伝統的建造物群保存地区
を歩(ゆ)く♪
白壁の土蔵、格子戸や虫籠窓など、
醤油醸造の伝統を感じる
家並みが残る東西約400m、
南北約280mの一帯は平成18年に文部科学省から、
「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。
醤油醸造など商工業を中心に発展した町が
今も地割を残し、
近世から近代にかけての
重厚な町並みが歴史的風致をよく残す
貴重なものと認められた。
素晴らしい自然と
醤油の香り漂う湯浅の町は懐かしく、
そして今も力強く
伝統と文化を発信し続ける町である。
ー 老舗醤油醸造蔵/角長(かどちょう) ー
天保12年(1841年)創業。
醤油発祥の地、
紀州 湯浅で鎌倉時代より
750有余年にわたって
受け継がれてきた伝統の醸造法を
現在に伝える湯浅で唯一の
手づくり醤油の醸造蔵。
それが"角長"ダ♬
ー 湯浅醤油の歴史 ー
今から約750年前の鎌倉時代、
禅僧・覚心(後の法燈国師)が宋(現中国)より
径山寺味噌(現金山寺味噌)の製法を伝え、
帰朝後種々の改良の末、
湯浅の水が良かったことから
醤油が作られるようになった。
これが我が国の
醤油の発祥の由来である。
ー 湯浅醤油醸造蔵/角長HPより ー
日本が世界に誇る調味料
"SOY SAUCE"のルーツは湯浅なのダ♬
ー 角長の醤油づくりへの拘り ー
角長は、
冬季のみの寒仕込みを頑に守り、
機械化に頼らぬ昔ながらの手づくりを続ける。
創業天保12年より受け継がれる
170年の歴史に裏打ちされた伝統を
頑ななまで守り続け、
今でもその当時からの小さな蔵で
厳選された材料と、
全て手作りという製法にこだわりを持ち
醤油づくりを続ける。
資料館には、
湯浅醤油造りの
貴重な資料が並ぶ♬
資料館を案内して下さった
係の方と"味噌・醤油"談義に花が咲く♪
私の故郷も
独特の味噌・醤油文化根付く♬
醤油醸造発祥の地に足を運び
味噌・醤油の歴史の奥深さを
あらためて感ズ。
ー 甚風呂(戎湯) ー
甚風呂は、
タイムアップで見学叶わず。
次回の楽しみとスル。
ー 商品としての出荷も湯浅が初 ー
醤油とは、
醤(ひしお)を搾った汁という意味である。
"醤"はすでに平安時代から使用されていたが、
どのようにして醤汁が醤油の名称に改変し
使用されるようになったのかは不明である。
しかし、
醤油の文字が最初に文献上にあらわれるのが
「節用集」であることから、
醤油の名称は室町時代には
既に使用されていたと思われ、
少なくともこの時代には
京洛地方では相当民間に
流布していたと考えられる。
その頃、
すでに湯浅醤油は自家用以外に
商品として製造されていた。
天文4(1535)年には、
醸醤家「赤桐右馬太郎」が百余石の醸造をなし、
漁船に託して大坂雑魚場
小松伊兵衛方に初めて出荷した。
これをきっかけに、
湯浅の醸醤家は競って他国に積み出すに至った。
天正19(1591)年、
豊臣秀吉の関東小田原征伐に当り、
湯浅の譲醤家「赤桐三郎五郎」が
兵糧米を献上した廉(かど)で、
その恩賞として大船一槽代々相伝の事が許された。
従来、多くは漁船に託して積み出していたが、
初めて大船一槽を建造して
醤油積み出し甲に充当する許可を得たのである。
ー 角長HPより ー
湯浅の街並みを楽しみながら、
日本の伝統的調味料"味噌・醤油"の歴史に
触れてみるのも良いものである♬
御坊市にある
ビジネスホテル百寿(ゆじゅ)に
宿を取る♬
決めては口コミの良さと
コンビニエンスが直ぐ裏手にあるという
立地条件であった。
夜食として、
PM21:30~23:30まで
中華そばの無料サービスあり。
綺麗な女性スタッフさんが
手作りしてくださった♬
【Day2】AM9:00ー
雨水で汚れてしまった愛車を
軽く拭き掃除し出発♬
ビジネスホテル百寿さん、
ホテル内のどこもが清潔に保たれ、
とても居心地よく宿泊すること叶う♪
お宿を出立し、
県道24号線(御坊由良線)に入り
海岸線を走ると...。
石灰岩の岩礁が広がる♬
ー 立厳岩(たてごいわ) ー
大引の白崎海岸沿いにそそり立つ大きな岩。
名称は「立厳(たてご)岩」。
大きな岩の真ん中にはぽっかり穴が開いており、
その穴から見える「鹿尾菜島」は
すっぽり穴の中におさまり綺麗に見える。
さらに進めば...。
"白崎海洋公園(SHIRASAKI OCEAN PARK)"
に到着♬
ー 白崎海洋公園 ー
公園全体が白い石灰岩で囲まれていて、
青い海と氷山のような
白い岩のコントラストが美しく、
周囲は豊かな自然に囲まれている。
石灰岩は古生代ペルム紀のもので、
採石場跡地では
フズリナやウミユリの化石を確認できる。
ー 日本の渚百選 ー
白崎海岸(しらさきかいがん)は、
和歌山県日高郡由良町にある海岸。
付近は白崎海岸県立自然公園に指定され、
日本の渚百選に選定されている。
白い石灰岩で囲まれた白崎海洋公園を中心に
ダイビングスポット、海水浴場が多数あり、
黒島周辺や由良港は海釣りでも賑わう。
毎年3月から7月頃にはウミネコの大群が飛来する。
水仙の群生地であり、
10万株以上の水仙が植わっており、
白と黄色の可憐な花と甘い香りは
冬の白崎海岸に美しい景観を与えている。
展望台へと向かう♬
巨大な石灰岩が
すり鉢状に広がる幻想的な景観ダ♬
石灰岩が白く輝く♬
螺旋階段で
小高い石灰岩の山をのぼり
遊歩道を歩けば...。
驚くほどの絶景が広がる♬
ー 自然災害の爪痕 ー
2018年4月より指定管理者制度が導入され、
東京都の「マレア・クリエイト」が
5年契約で管理者となったが、
同年9月の台風21号により
施設が大きく被害を受けたため全面閉鎖。
10月に入り管理者が
契約を4年半残しながらも撤退する意向を表明し、
町も修繕費が多額に及ぶことから
全面復旧を断念することを明らかにした。
町では比較的被害の少なかった
パークセンター等の一部施設に限って
2019年度の復旧を目指すとし、
2019年4月20日より
道の駅を含む一部施設の営業を再開した。
被害をうけた"CLUB HOUSE"は
今も傷跡を残し佇む(全面閉鎖)。
以前に白崎海洋公園(キャンプ場)で
キャンプの計画をしたことがあるが、
台風被害で断念した経緯がある。
ようやく白崎海洋公園に立つこと叶い
感慨深いものがあった。
道の駅白崎海洋公園(パークセンター)内で
美味しいと評判の
"由良町産みかんソフト"をいただき
白崎海洋公園Complete♬
海岸線を走り、
阪和自動車道にのり
帰路につく予定であったが、
"フッ"と心残りがあり
湯浅に立ち寄ることにした。
ー 湯浅醤油国道店 ー
日本の醤油発祥の地で
(文化庁により日本遺産に指定)
湯浅醤油有限会社は、
800年の伝統技術を受け継いた職人達が、
厳選した原料で、
さらに上を目指した醤油造りをしてる。
立ち寄った理由は...。
蔵カフェで提供されている
"醤油ソフト"でアル♬
(生一本黒豆醤油使用)
もちろん!
追い醤油をしていただきマス♬
...由良町産みかんソフトから
連続ソフトクリーム(笑)
醤油ソフトクリーム最高!
...立ち寄って良かった♬
阪和自動車道に乗り、
昨日駆け登った
みかん山(千葉山)を正面に見据えながら、
千葉山を貫く
"長峰トンネル"に突入♬
和歌山JCT==京奈和自動車道へ流入。
郡山南ICで一般国道へ流出し、
天理ICより名阪国道に入る。
天理の山坂道を一気に駆け上り、
後は順調に帰宅できるものと
思った矢先...。
上柘植ICを越えた辺りで
ポツッ...ポツッ...と
シールドに水滴落ちる。
最終的には
"雨具(合羽)"を着込み激走。
久し振りのハードレインの走行で
ずぶ濡れ...。
されど
愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2と
ミシュランタイヤ(ROAD5)は
終始良い仕事をしてくれた♬
定番とは違う"和歌山県"の魅力を
満喫できるツーリングとなった。
土日をつかったツーリングなれど
渋滞等々ストレスを感じることもなく
快適に愛車Kawasaki/ZRX1100ーC2を
走らせること叶う♪
さて、次はどこへ向かおうか
...っと考えるそのまえに、
洗車と点検が待っている。
それにしても,、
たった1泊2日のツーリングの中にも
様々なことが待ち受けているものダ。
環境の変化を肌でリアルに感じられる
オートバイは楽しいな♬
聖飢魔Ⅱ
『アダムの林檎 (地獄の再審請求 -LIVE BLACK MASS 武道館-)』
Short Ver.
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唄の歌詞でないが、
オートバイは毒林檎(アダムの林檎)か...。
ひとたび口にしたら最後ダ。
鳥肌がたつ程に痺れる
魅惑の世界からもう逃れることは出来ヌノダ。
狂おしき誘惑のままに駆けろ
悪魔の果実で...。
【関連資料】
【あらぎ島】ー有田川町HPー
【浜のうたせ】ー公式HPー
【湯浅の街並み】ー紀州湯浅町HPー
【湯浅醤油醸造蔵/角長】ー公式HPー
【ビジネスホテル百寿】ー公式HPー
【湯浅醤油】ー公式HPー
では
Thanks for coming!
Web-yoshy'sGarageは
ライダーの皆さんのお越しを
お待ちしております♪
ヨッシーは走ることで日本を応援しています。
以前にモトツーリングやBIKEJINで紹介されていたのを読んで、ツーリングの行き先リストに入れてあり、何度か計画はしていたものの、天候不良等で実現してない場所ですよ。
「みかんの里ハイウェイ」や「立厳岩」、「白崎海岸」も美しく魅力的。出発時と帰路で雨天になったようですが、ツーリング中の青空が何より羨ましい。
2019年のGW以来ロングツーリングに行っていないので、久しぶりに旅に出たくなりました。二輪車定率割引も始まりましたしね(´∀`)
"あらぎ島"は
他の棚田とはひと味違う趣がありますものね♪
数十年振りに立ち寄りましたが、
展望台も整備され道の駅まで...。
時の流れを感じましたが、
そこに在る風景はあの時のままで
大切なものを"守り続ける"想いに
感動致しました。
自画自賛してはいけませんが
今回のルートはかなりお勧めですよ(笑)
"みかんの丘"は最高のロケーションですので
是非足を運んでみて下さい。
2019年のGWがロングラストでしたか...。
長いコロナ禍生活ですよね。
アフターコロナとは言い切れませんが、
感染対策を万全にしまた旅を始めましょう♪
どこかの機会にご一緒できればと思います。
倶楽部復活祭でお会いできることを
楽しみにしています。