定年後の人生を幸せに

第三の人生、心に刻みながら残る寿命を明るく過ごします。

ローズマリー

2006-04-17 03:13:28 | 季節感
ハーブの代表の一つローズマリーが薄紫色の花を付けている。
緩やかな風に乗ってローズマリー独特の香りが漂ってきた。
エッセンシャルオイル(精油)は、クールで清涼感のある染み透るような香りが特徴、アロマテラピーとして利用される。
消化促進や神経安定の効果、また、酸化防止剤になるため防腐や老化防止の効果もある。若さを保つハーブと呼ばれる。
肉厚の丸い尖った葉を指ですりつぶすと香りが指に染み込んでしまった。

肉料理、特にラムの臭い消しに欠かせない。
葉を摘みこすると香りが広がってくる。
薄紫色の可愛い花を見ていると香りと共に心が癒される気がする。
ローズマリーは食生活、健康生活に浸透している薬用植物と言える。


ローズマリーは
シソ科 ロスマリヌス属
原産国:地中海沿岸 
花言葉: 永い友情・強い結束・静かな力強さ 
   (キヅカレ)


ムサシアブミ(武蔵鐙)

2006-04-16 03:56:24 | 季節感
林の落ち葉の敷き詰められた日陰に背丈20cmほどの高さで、葉は 2 枚,小葉は 3 枚で仏炎苞(ぶつえんほう)は暗紫色の妖しい姿の植物に出会った。
時代劇の古寺に住む妖怪を連想し、一度見ると忘れられない。
仏炎苞は15cmくらい外側に暗紫色の縦筋が見られる。




名前はムサシアブミ(武蔵鐙)、仏炎苞の形が、武蔵の国(関東地方)でつくられた武士が馬に乗るときに足を載せる部分の鐙(アブミ)に似ていることからこの名が付いた。
花はこの仏炎苞の中にあり、ちょっと見られなかった。
花が終わると仏炎苞が枯れ青い実がでてきて、夏の終わり頃に赤くなる。

サトイモ科 テンナンショウ属
関東以西の本州,四国,九州,沖縄 に多く分布
   (キヅカレ)


イチリンソウ(一輪草)

2006-04-15 04:22:44 | 季節感
アズマイチゲ、ニリンソウが咲いていた日陰の斜面にイチリンソウ(一輪草)が咲いた。
花の大きさは5cmほど、ニリンソウの二倍近い大きい立派なもの。
五弁の花弁は白く、去年の落ち葉が敷き詰められた中でひと際輝いている。
まさに、掃き溜めに鶴の美しさ、茎が15cm近くと長い。
ニリンソウのこじんまりとした姿とは別で一輪だけの一人ぽっちの容姿が、スケッチに描かれている背の高いすらっとした美人画のようだ。いくら見ていても飽きが来ない。




イチリンソウはもちろん「一輪草」の意味で、茎に花が1個しか咲かないところから来ている。真っ白い花びらのように見えるのは咢で、葉は細かく切れ込んでいる。
「春植物」と呼ばれ、周りの木々が葉を開く前の早春に茎や葉を地上に出して花を開き光合成を行い、木の葉で陰になる初夏には地上部が枯れてしまい、地下の根茎で後の季節をひっそりと暮らす植物。アズマイチゲ、ニリンソウも同じ「春植物」。

キンポウゲ科 イチリンソウ属
別名:イチゲソウ(一華草),ウラベニイチゲ(裏紅一華)
   (キヅカレ)

4月になって変わったこと

2006-04-14 17:31:27 | Weblog
皆様は職場が変わったり、配置換えが行われたり、転勤で引越しが有ったり、いろいろ忙しい年度替りの月でしょう。
昔はそのような体験をしましたが、今は定年後の悠悠自適の日々を送っています。

私の変わった事と言ったら、分厚い冬のコートが薄い春のコートに変わった事ぐらいですか。それと、春の草花を散策する機会が多くなってきました。
いたって、変化の無い生活です。これを幸せと思うように心がけています。

昔は、会社の年度替わりの仕事として、日本全国のダムに打ち合わせの出張をしていました。月のほとんどが出張でした。
そのような、4月の忙しい仕事変化もなつかしい出来事です。
   キヅカレ

バイモ(貝母)

2006-04-14 04:16:38 | 季節感
花は地味な感じで淡黄緑色をし、内側に網目の模様がある。
釣鐘のように下向きに咲いている姿が静寂な雰囲気を感じさせる。
茶道の茶花として床に生けられているのを見たことがある。
そのひっそりとたたずむような花が茶人に茶味があると好まれているのだろう。


バイモ(貝母)は葉が細長く、先端は巻きひげ状になり、隣の茎や葉にからまる。
養分を蓄えた肉厚の鱗茎が二枚貝の殻の形に似ているからその名が付いた。
鱗茎を漢方では鎮咳や去痰、排膿の薬に利用する。

ユリ科 バイモ属
原産  中国
別名 「編笠百合」(アミガサユリ)
花言葉 「謙虚な心」「威厳」
   (キヅカレ)

イカリソウ(錨草)

2006-04-13 04:11:47 | 季節感
低木の陰にイカリソウ(錨草)が咲いていた。
春に咲き、4枚の花弁が錨形をしているためこの名がある。
しかし、白い花を屈んでよく見ると、深海に住む可愛らしい動物を想像する。
また、SF映画に出てくる宇宙船の戦闘機にも見えてきた。




イカリソウの花の色も白花、淡桃花、淡黄花、紅色花などが有るそうだ。
薬用に栽培され、全草は淫羊霍(いんようかく)という生薬で精力剤として有名。

メギ科 イカリソウ属
別名 サンシクヨウソウ(三枝九葉草)
花言葉 人生の航海、 あなたを捕らえる
   (キヅカレ)

ニリンソウ(二輪草)

2006-04-12 03:42:50 | 季節感
林の斜面に野草が群落を作り白い花を付けていた。
葉に白い縞模様を付け双葉の付け根から4、5cmの茎が伸び、
五弁の花を付けている。
茎の元に小さな蕾が覗いている。

日陰に咲いているが白が輝いて「私の姿は如何ですか」と囁いているようだ。
可憐で美しく、つつしましい雰囲気を振りまいている。
咲きかけの蕾は薄紅色でことさら可愛らしい。



花はニリンソウ(二輪草) 普通、1本の茎に2個の花がつくのでこの名前がついたが、1個や3、4個の花を付けたものもある。
白い花びらのように見えるのは咢で、葉(根生葉)は山菜として利用される。しかし、猛毒で有名なトリカブトとよく似ている。
キンポウゲ科 イチリンソウ属
花言葉 愛らしい かわいらしい 小さな愛
キヅカレ

バルビネラ

2006-04-11 03:43:15 | 季節感
庭園に直植えされたバルビネラが小さな黄色い花をたくさん咲かせていた。
一輪一輪はとても小さいですが、写真のように穂状に咲きます。
花色は黄色でした。他にもオレンジ、白などがあるとのこと。




草丈は40センチ程度、1メートルほどの花茎の上端に鮮黄色、7、8ミリの小花が100個以上も密生する。
バルビネラは南アフリカを原産地とする、ユリ科の多年草。別名をブルビネラ、キャッツテールとも呼ばれ、その名の通り、直立する花房は猫の尾のように見える。
写真のような長い花茎が伸びて、小さな花がびっしりと咲くので美しい。花持ちもよく早春の切り花としても人気があります

植物を調べると
バルビネラ(別名 ブルビネラ)
ユリ科 バルビネラ属
原産 南アフリカ 
花言葉 陽気、上機嫌 右往左往


ギンヨウアカシア(銀葉アカシア)

2006-04-10 02:00:56 | 季節感
陽射しに黄色く輝くギンヨウアカシア(銀葉アカシア)が満開。




花を近くで見ると7、8mmの針状で球形をした房が無数に垂れ下がるように咲いている。
風になびく有り様は春の雰囲気に融け込んでいる。
樹の高さは2mほどで、いぶし銀の葉を房が隠している。
葉の形はネムノ木の葉を小型にしたようで可愛らしい。
ミモザとも呼ばれ、こちらの呼び名の方がロマンチックな響きがある。
日本では街路樹によく利用されていると聞くが、東京の井の頭通りにはニセアカシアが植えられている。
両方とも植物分類上同じで強剪定にも耐え、かなり大きく成長する。

ギンヨウアカシアを調べると
マメ科 アカシア属。
別名:ミモザ,ハナアカシア(花アカシア)。
原産: オーストラリア。
花言葉: 優雅、友情、秘密の愛、真実の愛
   (キヅカレ)


エパクリス・ロンギフロラ(温室植物27)

2006-04-09 01:52:52 | 温室植物
可愛らしいたくさんの熱帯魚がぶら下がっている鉢植えの花を見た。

紅桃色の花が垂れ下がって、たくさん咲く、花は長さ3,4cmの筒状の形をしている。
花筒の元は紅桃色、先端は五つに分かれ白い色をしている。


一斉に花が咲く姿は怪しい可愛さと面白さがある。
植物界の奥深さと不思議さを感じた。
葉は小さく、卵状でやや硬く、茎に密生している。

花名はエパクリス・ロンギフロラ
エパクリス科 エパクリス属
原産地 オーストラリア
   (キヅカレ)


アルストロメリア

2006-04-08 02:36:34 | 季節感
公園の一段高くなった花壇にアルストロメリアが咲いていた。
色は赤で黒い斑点が入っていた。
蕾もなかなか可愛らしく夢がある。





花色の変わったものを花屋でよく見かける。
求めやすい価格の切り花として人気が高まっている。
花持ちがとても長いが葉が腐りやすいので、下葉を落として生けるとよい。
アルストロメリアの名は10年程前、入院していたときにお見舞いで頂き綺麗だと思い初めて覚えた。

この花の詳細を調べると原産地は南米。
以前はヒガンバナ科だったが、最近アルストロメリア科として独立した。
ユリズイセン属。
花名アルストロメリアは、スウェーデンの植物学者「アルストレーメル」さんの名前にちなんでいる。
花言葉は 持続、援助。
   (キヅカレ)

ご飯流

2006-04-07 15:36:21 | Weblog
朝はトーストと牛乳とバナナの経済的な食事です。
高血圧にバナナが良いと聴きましたので続けています。
昼はパンかご飯物、半々です。
夕飯はご飯を食べています。

本当はご飯が好きなのですが高血圧、高脂血漿なのでダイエットに心がけなさいとの薦めでパン食をしています。
寿司や、まぜご飯、良いですね。
たまには外食の日本料理に出るご飯は美味しいです。

現在はパンとご飯の二刀流ですが日本で育ったのですから、お米の炊き立てのご飯に味噌汁と漬物のご飯流に帰りたいです。
   (キヅカレ)


ムスカリ・ラティフォリューム

2006-04-07 03:30:40 | 季節感
ムスカリは青色のアルメリアカムが一般的。
公園の花壇に紫色の花芽で水芭蕉の形をしたムスカリが植えられていた。
葉は幅広の一枚でチューリップにそっくり。
一週間ほどで茎が10cm程度伸び上は薄紫、下は濃い紫色をした二色の花を付けた。
花種はムスカリ・ラティフォリュームの札がついていた。


白い花のムスカリ ボトリオイデスも清楚でいいが、ラティフォリュームのツートンカラーの紫色も威勢良く背伸びしているような愛らしさがあり、リンと自己主張するまじめで熱心な女性の生き方を感じた。

ユリ科 ムスカリ属(オランダ産)
花言葉・・・失望・寛大な愛・明るい未来
   (キヅカレ)


ハナキリン(花麒麟)

2006-04-06 02:56:43 | 季節感
公園にある温室で赤と、白のハナキリン(花麒麟)をいっしょに見ることが出来た。
長さ1cmほどのふんわりとした花で紅白揃って見られたことが印象深かった。




ととのった形で綺麗なので指輪にして女性に送ったら喜ばれると想像した。
少しロマンチックな感情に浸ったが、
バラと同じで美しい花には刺があるとの諺のどおり、ハナキリンの茎は鋭い刺で覆われていた。
刺は葉柄のつけ根にある葉の形をしたもの(托葉)が 変化し、花に見えるのは花柄のすぐ下にある、葉の変形したもの(苞)だと調べてわかり驚いた。
   (キヅカレ)


サクラ(染井吉野)

2006-04-05 04:24:02 | 季節感
公園のサクラ(染井吉野)が満開。
陽射しを受けて花弁が透き通るような感じ。
日本の花を代表する美しさとしてうなづける。
サクラの木々が相談しているように一斉に開き、
桜色一色に染めつくし地平線まで続く。
その地平線の上に富士山が頭を出していた。

花弁一輪一輪も美しい。
五弁揃った花も美しい。






まとまった花も、木に咲き誇る花も美しい。
そして咲き誇りつながる木々の景色も美しい。
この美しい景色が十日も二十日も続けばいいと感じながら眺めた。

あと数日たつと花弁が花から離れて舞い落ちる。
その揃って舞い散る姿も最後の美しさとして見事なんだと想像した。
   (キヅカレ)