定年後の人生を幸せに

第三の人生、心に刻みながら残る寿命を明るく過ごします。

シャガ(射干;著莪)

2006-04-24 03:19:44 | 季節感
散策コースの竹薮の近くにシャガ(射干;著莪)の群生がある。
今までシャガの名を知らなかった。白い4,5cmの花が綺麗だと思いながら眺めていた。
白に近い淡い薄紫の花弁に紫と橙の斑模様が綺麗である。
チョウチョや飛ぶ鳥を連想させ清楚であるが妖しい魅力をたたえている。



調べてみると和名の「射干」はもともとヒオウギのことで、俳句の世界では「著莪」の字をあてられる。アヤメやハナショウブなどより早い時期に咲き、一つの花の命は1日限りで、朝開いて夕方にしぼむ。

古い時代に中国から渡来したものが野生化したと考えられている。
橙色と青紫色に彩られた外花被(萼に相当)。先端が二つにくびれた内花被(花冠に相当)。先端がふさふさになった雌しべがそれぞれ3個ずつ見える、などが記載されていた。

アヤメ科 アヤメ属
原産 中国
別名 コチョウカ(胡蝶花)
花言葉 清らかな愛、反抗、抵抗、決心、私を認めて など
   (キヅカレ)