定年後の人生を幸せに

第三の人生、心に刻みながら残る寿命を明るく過ごします。

シャクナゲ(石楠花)

2006-04-04 01:41:52 | 季節感
多摩市の公園でシャクナゲ(石楠花)が咲き始めた。
シャクナゲというと高山に咲く花というイメージがあり、長野県のダムに仕事で出かけたとき、山肌にシャクナゲが咲いていたのを思い出した。
ツツジ科なので枝先に大き目のツツジの花をまとめて大きなボールのように咲く。

赤い花が咲き、白い花も咲きはじめていた。
都会でシャクナゲを見ることが出来る。山に出かけないで済む便利さを感じた。
   (キヅカレ)

ウグイスカグラ(鶯神楽)

2006-04-03 03:39:00 | 季節感
庭園の柵の内側に小枝の茂った低木があった。
近づいて見ると1,2cmほどの小さなピンクの花が咲いていた。
ウグイスカグラ(鶯神楽)の札がついていた。




陽射しを受けた花は小さいがスマートな形で春らしい雰囲気をかもし出していた。
花の脇から可愛らしい葉も芽吹いていた。
直ぐに葉も茂るだろう。
花には6月ごろグミのような赤い実を付け、鳥が好むようだ。
茂った枝に鴬が隠れるように止まっているところからウグイスカクレがウグイスカグラの由来だと何かで読んだ。
   (キヅカレ)


クサボケ(草木瓜)

2006-04-02 04:18:01 | 季節感
歩道の脇の低地に朱色にクサボケ(草木瓜)が咲いていた。
小さな葉も出始めているのでだいぶ以前から咲き始めたのだろう。
朱色と緑が陽射しを受けて鮮やかなコントラストを付けている。





枝には刺がある。刺とは本来、表皮が変化したそうだ。
花の中で虫が蜜を吸っていた。
秋になる果実は黄緑色に熟すことだろう。
ちなみに、昆虫の媒介によって受粉が行われる花を「虫媒花」と言うそうだ。
   (キヅカレ)

ヤブツバキ(藪椿)

2006-04-01 09:26:04 | 季節感

12月、1月とサザンカが家々の垣根を赤いたくさんの花でかざり、寒い花の少ない冬をにぎわしてくれた。

暖かくなった今、公園で芽吹きを前にした落葉樹の脇に比較的に大きめな緑の葉に隠れるようにしてヤブツバキ(藪椿)がさいていた。

春の花が咲き出したこのごろヤブツバキは派手ではない、落ち着いた雰囲気を感じさせる。

近くで花を観察すると、長さ5~12cmほどの葉に隠れるように紅く慎ましく咲いている。

寒い冬を葉に保護されながら春を待った、葉の花に対する慈しみの感情を感じた。

   (キヅカレ)