吉宗&ぶーくん

フレンチブルドックの吉宗くんとその家来のぶーくんの日記

母の覚悟、姉の覚悟、私も覚悟

2018年09月04日 | ぶーくんの毎日
去年の暮れ母が体調を悪化させて入院したのですが
同時期に姑も緊急入院することになり
結局、姉にお願いすることになった。

その後、姑がリハビリ施設に入っている間に帰省しようとおもったら
そこでもまた、緊急入院となり・・・

じつにタイミング悪くなかなか帰省ができなかった。

姑が自宅に戻って自宅介護をスタートして、
それが軌道にのったというか
もう、本人はなにがなんだかわかってなくて
姑の中では私は完全消滅したし、
ということで8月末に飛行機のチケットもとって準備していたら
母が再度入院することになった。

どちらにしても、行けるときに行こうということで行ってきました。


病室に行くと
もともとシャープな顔だったのですが、
体はガリガリでしたが、薬の副作用で顔がまんまるになってました。

そして、
持参しているマグカップに書いてあった文字が
「尊厳死会」

もともと、多趣味でどの分野でもある程度の評価を受けてきた人だから、
何もできない状態で生きるのは嫌だと言っていたし
死に際は潔くしたいと、サムライみたいなことを言ってる人で(私もそう思うけど)
そいう会に入っていてもおかしくないが、病室に持ち込んでくるのが母らしいと思った。


丁度、この日は主治医からの話があるということで
姉と共に聞いてきた。

ただ助かったのが、
わたしでは、何が何だかわからなかったので姉が答えてくれてよかったと思った。
前回、入院したとき膠原病による肺炎ということで、その時は抗生剤が効いて菌を減らすことができたということだった。
今回も同じような状態になっていて
画像をみせてもらうと、両方の肺が網目状に真っ白になっていてその白い部分が菌とのこと。
さらに、その菌は粘着性があってべっとりと張り付いていて
抗生剤もステロイドも効かなくて、投薬も増やしているのですが、これ以上増やすと
腎臓の数値も悪い状態でさらに悪化するとのこと。
そこで、どこまでの治療をするのかを確認してサインが欲しいとのことでした。

酸素については
今は、鼻にチューブを入れていてこのチューブで出来る最大濃度を投与しているとのこと
この先は、もっと太いチューブがあってそれは姉によると最新機器でまだそれほど普及しているものではないとのこと
そこで姉の判断は
その太いチューブのものまではお願いするが、人工呼吸器はしない
点滴は腕からの投与はするが、胸に穴を開けるのはしない
(ここはいま姑がやっていて、これを拒否できるとはしらなかった)
心肺停止時に心臓マッサージはしない
(ドラマとかで、心臓がとまると必ず、マッサージしながら帰ってこい!とか、言ってるけどあれも拒否権があった)
姉いわく、マッサージでろっ骨を折ることがある。高齢だからそのリスクを負う必要はないとのこと。

ただ生きていることを
母は望まないから、そう状態になるのであれば母の考えを尊重しようということでした。

私は、姑でいくつかの選択の間違いをしたんじゃないかと
今、姑は夢の中で生きてる。
一つの選択を間違えたのかな・・とか

そのあと、葬儀場は母が事前に申し込んでいるとのこと。
そして、だれを呼ぶのか、基本的には誰も呼ばないでほしいというのが母の考えとうことでした。





























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキングに参加しました、投票おねがいします。

人気ブログランキングへ