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yesterday...
just a photograh of yesterday...

10月4日 (火) モネ劇場初来日らしいです。。

2005年10月04日 | コンサート 鑑賞記
ベルギー国立歌劇場
通称「モネ劇場」。

この歌劇場の引越し公演、「ドン・ジョバンニ」。

実は今日が、初日でした。
渋谷のオーチャードホールで。


およそ一年前くらいから、

「大野和士が来るっ!!」

って聞いて、

ず~~~~っと、待ってました。

はっきし言って、首長~くなりすぎました(笑)



(では、「大野和士?誰?」って人に。。。)

大野和士は指揮者です。

現在、日本人ながらベルギー国立歌劇場の音楽監督をしています。

普通、簡単に海外の歌劇場の音楽監督なんかにはなれません。(笑)

とても才能のある人だと思います。

そして、自分は、すごくこの指揮者が好きです

まさに!これから絶対伸びてくる、であろう人。

いずれ、日本の指揮者の第一人者になる可能性十分だと思う

なによりこの人のすごい所は、

「オペラが振れる」ところ。



「なーんだ、オペラなんて普通、指揮者やってれば誰でも触れるじゃん!!」

って、思ってたら少し違います(笑)


オペラ振るのには、
(勿論ですけど、)
その作品の中身、言語などを、ちゃーんと理解してなければ

決して振れないでしょう。。

大野さんは、日本語、英語、ドイツ語等は勿論のこと、
イタリア語、フランス語、オランダ語(?)

も話せるっぽいです。

5、6ヶ国語話せる指揮者って、なかなかいないんじゃないでしょうか。

まだ40歳代だし。。

やっぱり、オペラは物語の中心が歌によって構成されるので、

歌の歌詞も原語で理解するのとでは

指揮の仕方にも違いが出る、とききます。

その点、彼はとても柔らかい、柔軟で、繊細な指揮をするなぁと思う。


・・・なにはともあれ、

今日は、ホント満足です。

大野さんの振ってるオペラ、いつか見てみたかった。

それが叶った日ですから。

そして、オペラも彼の得意なモーツァルト物だったし。

キャストも良かった。
(特に主役のドン・ジョバンニ役は本当にすごかった)

さすが、海外の歌劇場のオペラでした