津山衆楽ライオンズクラブ・会計のブログ

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津山衆楽LCの学習例で洋学者・箕作阮甫の活躍を下山純正津山洋学資料館長に講演して頂きました

2009年10月08日 | 津山津山衆楽LC通常例会
 津山衆楽ライオンズクラブは10月6日(火)に津山洋学資料館 下山純正館長を招いて学習例会を開会した。
テーマは「箕作阮甫の活躍と恐るべきその家譜について」

箕作 阮甫(みつくりげんぼ)(1799~1863)

箕作阮甫は、津山藩医を勤めた幕末の洋学者で、医学・語学・西洋史・地理学・兵法・宗教学など、広範囲にわたって業績を残し、東京大学の前身である、「蕃書調所」の教授を勤め、「日本最初の大学教授」と言われている。

1816~1819年京都の医師竹中文輔のもとで医学を学び帰国した。ついで、1823年藩主のお供で江戸に出た時、同藩の蘭方医宇田川玄真に入門、蘭学を学んだ

 また、坪井信道の蘭学塾日習堂にも入門、1839年蛮社の獄ののち、津山藩医のまま幕府の天文台訳官を命ぜられオランダ書や外交文書の翻訳に従事した。

 1853年長崎でロシア艦隊司令官プチャーチンとの交渉にあたっては、応接役・川路聖謨らを補佐、また翌年下田での日露和親条約調印の任務をつとめた。

さらに、外交交渉にも活躍し、ペリー来航の際、アメリカ合衆国大統領国書の翻訳も勤めた。旧約聖書を訳した『讀旧約全書』には、阮甫によって多くの書き込みがなされており、大変珍しいものだそうだ。

素晴らしい講演ありがとうございました。


箕作阮甫 ↓



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