過疎の村に歓声響く
~川谷冬まつり 一年の厄よけ願う~
吉川区の山間地、川谷町内会は十日、恒例の「冬まつり」を開いた。小正月を祝おうと旧川谷小体育館には、住民のほかに、やぶ入りの家族、フィールド学習以来つきあいが続く法政大のOB、さらには雪深い川谷の暮らしに魅せられて通う都会のファンなどが顔を合わせた。参加は六十人を超え、過疎の村にも子どもや若者たちの歓声が響いた。
午前中は車座の宴会。中央では絶え間なくきねを振り下ろす三人づきの妙技でもちがつかれ、その場であんころもちや雑煮に仕立てられた。
ほどよく体が温まった午後はグラウン一七〇㌢にも達する雪を踏み固めた会場で、くす玉割りや雪を積み上げるゲームに興じた。ヤカンや歯磨き粉、清酒などの景品が気前よく振る舞われた。最後は本体だけで六㍍近いワラにおに点火し、一年の厄よけを祈った。
(上越タイムス 2010年1月14日第5面)
~川谷冬まつり 一年の厄よけ願う~
吉川区の山間地、川谷町内会は十日、恒例の「冬まつり」を開いた。小正月を祝おうと旧川谷小体育館には、住民のほかに、やぶ入りの家族、フィールド学習以来つきあいが続く法政大のOB、さらには雪深い川谷の暮らしに魅せられて通う都会のファンなどが顔を合わせた。参加は六十人を超え、過疎の村にも子どもや若者たちの歓声が響いた。
午前中は車座の宴会。中央では絶え間なくきねを振り下ろす三人づきの妙技でもちがつかれ、その場であんころもちや雑煮に仕立てられた。
ほどよく体が温まった午後はグラウン一七〇㌢にも達する雪を踏み固めた会場で、くす玉割りや雪を積み上げるゲームに興じた。ヤカンや歯磨き粉、清酒などの景品が気前よく振る舞われた。最後は本体だけで六㍍近いワラにおに点火し、一年の厄よけを祈った。
(上越タイムス 2010年1月14日第5面)
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