法政米米クラブ

新潟県上越市の吉川に、稲作や文化交流をしにいく都会の若者たち
"法政米米クラブ"の活動を世界に発信する

雪に負けないあったかい吉川(人´∀`) -2012.1.7-8.冬祭り-

2012-01-22 16:32:16 | 吉川活動報告
こんにちは!寒さに弱い4年の高倉です!!
さてさて、遅くなりましたが1月7~8日に「冬祭り」にいって参りましたのでご報告いたします!!


参加者は、 学生  9人!
     社会人 7人! 
     田中夫妻!!

の計17人でした!!!

たくさんの方に参加していただきありがとうございました!


今回は地域交流推進事業として活動が認められ、中型バスを貸していただき吉川までいきました!!
また、宣伝用の「のぼり旗」までつくっていただきました!!



ご協力・ご尽力いただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。


また今回は私と同じ小島ゼミ4年の友人二人から感想をいただきました!
感想+活動報告にもなっていますので、これからご紹介いたします

まず、3年時にフィールドスタディで吉川に来てくれた久保田さんと、
吉川の話をするたびに前から行きたい―!と思いながらも、なかなか多忙で予定が合わず、
今回ようやく初参加できた大谷さんのお二人です。

では、久保田さんの感想+活動報告です
※久保田さんの部分は・高倉による報告を灰色で加えさせていただきました。

【雪に負けないあったかい吉川(人´∀`)】


今回、私が吉川を訪れたのは二回目、そして冬の吉川を見たのは初めてでした。

2010年の夏、田中先生のフィールドスタディで初めて吉川を訪れ、棚田やビオトープを見学しました
吉川には、雄大な自然があり、見渡す限りの緑の美しい景色に興奮し、
またお米が美味しいといった思い出がありました。
そのため、再び吉川に行けるということで、とても楽しみにしていました

今回、再び吉川を訪れ一番ビックリしたことは、想像以上の雪が積もっていたこと
夏の面影はなく、冬の吉川は、まるで別世界
関東に住んでいると決して味わえない真っ白な雪景色に、寒さを忘れとてもウキウキした気持ちになりました。

正に、夏に見たあの雄大な自然と冷たい水は、この美しい雪解け水によって、
美味しいお米が育つ源になっているんだなと実感することができました。


そして、いよいよ作業が始まりました。


吉川に着いた初日。

私の作業は、サイの神を建てるために寒いなか木を切り出し、
力を合わせて建てる男達の作業を、暖かい室内でコーヒーを飲みながら見学することと(笑)、
小学校の掃除やのぼり旗の組み立て、雪祭りのゲームの準備を手伝うことでした。

  
 

ちなみに室内は室内で、体育館に敷くゴザを用意する際に…ゴザにはなんと…
寒さをしのぐためか、大量のカメムシが陣取っており、彼らとの格闘もなかなか大変な作業でしたよ!


そして掃除が終わった後は、外に出て、男たちの作業を見守りました(笑)




こうして雪とも戯れて、作業後は遊らんどのお風呂であったまり、夜はみんなで交流会を行いました




そして、あっという間に初日が終わり、いよいよ冬まつり当日。
朝早くから、本格的に冬まつりの準備が始まりました。





初めて目にするサイの神は…その完成した姿は、どんな風になるんだろう?
と、まるでスカイツリーの完成を待つかのように、とてもワクワクしていました。








そして、皆で協力し、半日かけてようやく完成。




完成したサイの神は、私の想像以上の大きさと迫力で、全てが自然のものからできており、
長い間の人々の知恵や経験によって伝承されてきた歴史を感じるものでした。

そのため、感激し思わず写真を何枚も撮ってしまいました(笑)






さて、ここからは高倉が活動報告させていただきますよ!

さいの神完成後は、一旦体育館に戻り、お神酒やおせち料理をいただきました!



また、ここで忘れちゃいけない目玉は・・・・・
            3人餅つき!!


我らが法政米米クラブのメンバーや駐在さんも混ざって餅をつきました!



餅をついたあとは、一口大にちぎってきな粉をまぶしたり、お雑煮にいれたりしました。
実はちぎってる最中に、ちょっとつまみぐいをしたんですが…
想像以上の弾力があって危うくのどにつまらせるかとおもいました!

でも突き立てのお餅はのうまさは格別でしたね!きなこ餅、お雑煮もとってもおいしかったです!

さて、そうして歓談したのち、ついに冬祭り開始です!
さいの神の建てられたグラウンドに出て、雪上ゲームをしました!



雪山づくり・雪中宝探し・くじ引き・じゃんけん大会
を経て、ついにさいの神点火です!!



今年の歳男、倔さんと歳女の竹下さんが点火しました!
小さい方のコヤから、でっかいホンヤへと火を移します!




竹下さん、酔っているせいかなかなか火がつきません(笑)
倔さんに手伝ってもらいながらようやく点火し、メラメラと燃え始めました!



そしてスルメをあぶってたべます!
さいの神の火で炙ったスルメを食べると無病息災になれるという言い伝えがあるからです!おいしかったです!

そして…恐怖の時間が…
さいの神の燃えてできた灰で顔に炭を塗ると無病息災になれるという噂によって、
顔中みんな真っ黒にされました。某OBのK林さんによって・・・・
女の子とか関係なく、軍手で顔にすり込まれましたね・・・
黒すぎて誰だかわかりません(笑)




そうしてさいの神の火も弱くなってきたころ、顔を洗い、帰路につきました!
ではここから久保田さんの感想にもどります!




私が、この二日間の作業を通して感じたことは、この冬まつりはただのお祭りではないということです。
これまで、毎年続いてきた伝統的な冬まつりは、豪雪地帯である吉川において、
作業を通して皆で協力しながら、地域や人との絆を確かめ合うこと、
また、一年を無事に過ごせるように、感謝を捧げるお祭りであるなと心から感じました。

つらく厳しい雪国生活の中で、交流した全ての方が笑顔でニコニコしている姿を見ていると、
改めて吉川には雄大な自然以外の魅力がたくさんあるなと思いました。
何より、厳しい自然環境の中で育まれた、互いに助け合い協力しあう精神
その精神が吉川の地域には今だに残っており、都会にはない何よりの魅力に感じました。

また、この短い2日間で、作業や交流会を通して、いろんな方々とお話をさせて頂くことができました。

そして、吉川の皆さんは明るくおしゃべり好きな方が多く、最初は緊張していた私も、
吉川の皆さんの温かさに触れる中で、楽しい時間を過ごさせて頂くことができました。

吉川の皆さんは、雪にも負けないあたたかさで歓迎して下さり、パワーに溢れた方々ばかりでした
ぜひ、またいつか機会があれば、吉川に足を運んで皆さんにお会いしたいなと思いました。

ありがとうございました






以上が久保田さんの感想でした!そしてこれを活動報告とさせていただきます
では、つづきまして
大谷さんの感想です


初めて吉川に行きましたが、初めてとは思えない位打ち解けられました
それも吉川の方々が親身になってくださったからです

挨拶をすれば真っ直ぐ自分を見て返してくれる。

そんな気持ちよさを思い出させてくださいました

お祭りに参加して、継承できる人づくりが課題だということを身をもって体感しました
さいの神祭りには、縄の縛り方から燃やす支柱となる枝の立て方など知恵が凝縮されています。
さらに、皆が集まってお祝いをするという大切な場でもあります。
お祭りの存続と地域の存続は切っても切り離せない関係だと深く実感しました。

観光地は、一度行けば再訪する機会はあまりありません。
しかし、吉川へはまた行きたいという意思が生まれました

それは、再訪ではなく、再会を求めているからです。

また行きたいではなく、また会いたいと思えるまちづくりが必要なのだということが、
今回の一番の発見でした


以上が、大谷さんの感想でした!二人とも感想ありがとうございます!!

こうして、吉川のファンがまた増えましたね
ぜひまた吉川に遊びに、皆さんに会いにきてくださいね!

さて、次回の活動は2月11日(土)~12日(日)雪堀りです!!
今年は雪が多いみたいなので、ぜひ皆様のお力を貸してください!!
参加申し込み、お問い合わせは hosei_kome_kome_club@yahoo.co.jp 
からも受け付けておりますので、ご連絡お待ちしています!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿