法政米米クラブ

新潟県上越市の吉川に、稲作や文化交流をしにいく都会の若者たち
"法政米米クラブ"の活動を世界に発信する

豊かなむらづくり北陸農政局長賞受賞祝賀会

2009-11-28 09:25:53 | 吉川活動報告

以前にもご案内申し上げました通り、この度、石谷町内会の取り組みが表彰され、 【豊かなむらづくり北陸農政局長賞受賞祝賀会】が挙行されました。

本授賞式の詳細は、上越市議会議員・橋爪法一先生のHP 【小さな町の幸せ通信】に掲載されております。

 小さな町の幸せ通信

詳細は橋爪先生のHPに記載がありますので、割愛させて頂きます。

その中で、田中先生の御祝挨拶が掲載されておりますが、これがまた非常に印象的です。私たちも改めて襟を正し、惰性に陥ることなく、活動をして行かなければと思った次第です。橋爪先生のHPより以下引用致します。

 「〝おめでとう〟という以上にみなさんに感謝申し上げなければならない。環境を考える時に農業が重要で欠かせないが、2000年から吉川町(当時)で農業の現場で勉強の機会を与えてもらい、200人近い学生が学んだ。過疎化、高齢化が進んだところは元気がなくてダメという情報がある中で、この石谷は違った。驚いた。こんなに力強くて元気な方々がたくさんいる。学生たちはここへ来て元気をもらって帰り、また来たいという。いつもいろいろなものを与えてくださってありがとう」

 つい先日、「ムラアカリをゆく」の報告がありましたが、まさにこれとピッタリの事が記載されていたように記憶しています。

 元々は限界集落という言葉は、長野大学の大野晃先生が提唱された言葉です。最近では、非常にネガティブなイメージがつきまとっています。このネガティブイメージから、「都会の人間が、何とかしてやろう」的な発想で田舎にドカドカ乗り込んで来て、まさに「余計なお世話」「人をバカにしている」という事例もあると聞きます。

 石谷・川谷地区の場合は、私たちはとにかく地域の方々から「学ばさせて頂いている」事の多さを改めて痛感します。 今回の田中先生の言葉を、私たち一人一人がしっかりと肝に銘じて今後も活動していく、これが非常に重要であると考えます。

 


「ムラアカリをゆく」の報告

2009-11-25 01:59:38 | 企画×相談
 みなさん、始めまして。
大根ほりから参加させていただいておりますトモと申します。
今後も参加していきたいと思っておりますので、米米クラブの皆様、よろしくお願い申しあげます。

さて、11月15日に行われました、「ムラアカリをゆく」の報告です。

 早速全体の流れですが、報告が前半、後はご飯食べながらの雑談が後半となっておりました。今回は午後の部分の報告をします。
前半は米米クラブから5人、後半は3人が参加しました。

他の参加者は、自分のテーマを持って調べている学生さん、務めているけれども学生時代は環境の事に携わっていた方、そして、今回の報告者の方で、
総勢13人くらいだったと思います。

全体として集まる事が場所の都合上、なかなか出来ませんでしたので、集まって話せた事が少なかったのですが、テーマは2つでした。
1つは原発について。もう1つは限界集落について、です。
原発の話が8割、限界集落の話が2割くらいの時間配分だったと思います。

    議論の結果はあくまでその場での結果をご報告いたします。

 この原発の話ですが、全体的に話をなされている方は2人しかいなくて、後の人たちは聞いていたという感じです。1人は反対派に重きを置いていられる方、もう1人はその意見に対しそれは難しいとおっしゃる方でした。
本当は意見などをそのままそっくり書きたいのですが、この問題が現段階で実際に解決していないこと、そして出された意見が個人的に現地に赴き調べられた結果をお話なされていたので、(オフレコ率が高いと感じます)書くことを控えさせて頂きたいと思います。そして、この雑談での結果はやはり原発は完成する可能性が高いということでした。

次の話題に移ります。
焦点は、都会人である我々は限界集落を活性化(人を呼ぶような計画を提案する等)の行動をするべきなのかどうか。です
結果として出たのは、「するべきではない」でした。

理由として、現地の方がこれからの未来をどうするかを決めるべきであって、我々が口を出すべきではない。現地の方が決めたことに素直に従うべきではないだろうか。というのが主な理由です。

このテーマは時間的にも短かったためパッと現れパッと消えたような感じだったと思います。

以上です。

吉川区の「お酒」や「お米」を気軽に楽しむ

2009-11-20 23:39:57 | 企画×相談
【杜氏の郷HPに「オンラインショップ」がオープン!!】

法政米米クラブ「10周年記念酒」で大変お世話になっている、「よしかわ杜氏の郷」。私たちも田植えや稲刈り、草取りで吉川区へ行った際、寄らせて頂いております。お酒はもちろん、ジェラートも人気です。

この度、「よしかわ杜氏の郷」HP内に、オンラインショップがオープン!!
オンラインショップへ

「よしかわ杜氏」「天恵楽」シリーズや、ジェラート等も購入できるサイトです。



【いしたに生産組合のお米】
注文用紙は、星山がエクセル版フォーマットを持っております。ご入用の方はお気軽に連絡をください。

ご注文は随時可能です。今まで購入した事がないという方、少量でも購入OKとなっております。ぜひお気軽に試して頂きたいと思います。



私たちが行っている上越市吉川区は、自然の恵み豊かな土地です。この豊かな土地で生産された「お酒」や「お米」のおいしさは、すでにみなさんご存じの事と思います。

これからの年末年始、ご自宅で・ご家族で、またお歳暮で大切な方に贈ったりと、ぜひ吉川の「お酒」「お米」を楽しんでください。


「酒造り」が新潟日報に掲載されました

2009-11-20 22:49:53 | ☆10周年企画☆
【上越・吉川区と交流10年を記念】
~法大OBら酒造り体験~


上越市吉川区と法政大人間環境学部(東京)の交流が来年で10年になるのを記念し、同大OBらがこのほど、同区の酒造施設「よしかわ杜氏の郷」で酒造りを体験した。

同施設を訪れたのは同大卒業生の安田友亮さん(27)=東京=と中野翔太さん(27)=神奈川=、安田さんの友人の常深泰宏さん(28)=愛知=。
社会人の3人は今回、仕事の合間を縫って集まり、酵母を培養した酒母の中に蒸し米を入れる「初添」の作業を体験。交互にザルを持ち、計120キロの米を運ぶ作業に汗を流した。

この酒は同施設の職人が残りの作業を行い、「天恵楽」の特別純米酒になる。来月末に絞り、来秋まで熟成させる。

同学部では、同区を題材に農業や環境について学ぶフィールドスタディ(現地体験学習)を2000年から実施。この授業をきっかけに、学生や卒業生らが「法政米米クラブ」を組織し、同区で米を作ったり、住民と交流したりしている。

酒造りは安田さんが「吉川のみなさんと10周年記念パーティーを開き、自分たちが造った酒で乾杯したい」と発案。昨年から同施設と打ち合わせを重ね、同クラブでも酒米「五百万石」を栽培するなど、準備してきた。

安田さんらは「自分たちが製造にかかわった酒は、味が違うと思う」と話し、完成を楽しみにしていた。

(2009年11月20日 新潟日報21面)



記念酒 Q&A

2009-11-16 21:11:07 | ☆10周年企画☆

記念酒@まだまだ名前募集中
採用された方には静山荘7泊8日の旅プレゼント

記念酒に対して皆様から数々の質問が出ておりますので
お答しようと思います


Q  現状は?
A  三段仕込みの真っただ中!
   12月に入り絞りの工程を予定してますが、その後はタンクで熟成させます。


Q  記念酒は全くのオリジナルなの?
A  数々の賞を受賞している天恵楽の特別純米酒をベースとしております。
   全くのオリジナルではないですが販売されている特別純米酒とは
   違った酒になる予定です。ふふふ…お楽しみに
   
   
Q  いつ飲めるの?
A  2010年10月か11月に予定している10周年パーティにてお披露目です。
   一番初めに飲みたい人は、パーティに出ること!だぜぃ


Q  自宅で飲めるようになるのはいつ頃?
A  パーティ終了後に注文いただいた方に杜氏の郷から配送される予定です。
   配送費は自己負担です。田植えとか吉川に行った時に受け取るのでもOK


Q  そもそも何本造るの?
A  限定400本生産!
   内訳は
   10周年パーティで50本
   メンバー購入用で300本
   残りの50本はお世話になった吉川の方々と飲む用と考えております。


Q  大きさは?
A  720mlです。


Q  気になる販売価格は?
A  販売は300本を考えており、その300本に400本の生産分の費用を乗せて販売します。
   さらに瓶代、オリジナルラベル代等含めると
   一本あたり1800円前後になると今のところは予定してます。


Q  必ず買いたいのですが、300本以上予約が入ったらどうするの?
A  あまりにも数が足りなければ本数自体を見直しますが、ある程度であれば
   一人何本までといった形で皆様の手に渡るようにしたいと思っています。
   そこで2010年始めに予備調査をして、今の時点で何本欲しいか聞きたいと思います。

   
以上今いただいているご質問には全てお答えした形を取りました。

最後に今後の予定ですが、

2010年
1月  記念酒名決定
2月  メールにて購入本数予備調査
3月  ラベルのデザイン募集
4月  ラベルデザイン調整
5月  田植えにてラベルデザイン決定

9月  瓶詰め作業
10月  10周年パーティ
11月  個人向けて発送
です。

よろしくお願いいたします


記念酒の名前を募集します!

2009-11-13 22:08:58 | ☆10周年企画☆

さていよいよ、記念酒が実際に造られていますが、
ずっと記念酒と呼ぶのも、あれなんで (あれってなんだよ…

記念酒の名前を募集します!!

やっとかい!

そうです、やっとです。遅くなりましてすいません

実際造り始めないと、実感しないとあれかなと思いまして (だからあれってなんだよ…


募集の方法としては、・・・・



この記事にコメントとして載せてください!



名前と、何でその名前にしたのか、書いてください

かっこいい名前 かわいい名前 なんでも結構!どんどん書いてください。

そして、来たる 来年のさいの神にて、発表いたします


その後はデザインなども考えていかないといけませんので、お手伝いしてくれる人も募集します。
よろしく



一応私としてはこんな名前を考えました。
吉天法(きってんほうと読みます)

吉川と法政が天の恵みによって出会い育んできたこの10年を表すため
天を吉川と法政で囲みました。

また記念酒のベースとなる造り方は、杜氏の郷の天恵楽なので、頭文字の天をいただきました。

さらに10周年を英語にすると ten Anniversary
天には10(ten)の意味も含まれています。

ちょっと凝りすぎ?

皆さんもいろいろ考えて、素敵な名前にしましょうね


記念酒 3段仕込み

2009-11-13 21:58:02 | ☆10周年企画☆

10周年祭の言いだしっぺの安田です
11月8日に記念酒の仕込みを行いましたのでご報告します。

記念酒は今まさに、仕込みの真っただ中
9月に稲刈りをした酒米達が 朝、蒸されていました。

わ~ぉ

今日やる作業は三段仕込みの最初の仕込みの

初添!! おおぉ

って分からない人は杜氏の郷のサイトへ
http://www.yoshikawa-touji.co.jp/s3_sake_make3.html


簡単に言うとですね
9月に刈った酒米を精米し、洗米し、蒸し米にして
蒸米に麹菌の胞子をつけ、菌が増殖することで麹を造り
出来上がった麹をもとにして「酒母」を造り、
その酒母に3段階に渡って水・麹・蒸米を追加して「もろみ」を造って、
それを発酵させていくのが「仕込み」 3段階の最初の作業が初添なんです!

俺の説明よりも一度サイトを見てほしい!
水に浸す時間はストップウォッチで計るとか、そんな細心の注意を払いながら
造る過程を一度しっかりわかってほしい


さてさて、話を戻しましょう。 まず現在の酵母を見せてもらいました。

この中に僕らのお米が入っていると思うと、感動です
おいしくな~れと素直に言ってしまいました。


で少しお手伝い。

 実際に蒸されたばかりの蒸米を放熱した後、入れました。
だまにならないようにかきまぜて、あとは酵母にがんばってもらいましょう
というかんじで、今日の作業は終了しました。

・・・

・・・  ・・・

え?もう?と思った方、今日はここまでですが、まだまだ色んな工程があるんですから。
その工程は?と思ったら
サイトにGO! http://www.yoshikawa-touji.co.jp/s3_sake_make3.html
(あっ携帯からだと見にくいかも、しれませーん。PCで見てね)


その後、みなもと小学校で毎年行われてる、野菜の品評会にて、法政米米クラブの大根が銀賞に輝きました
ダブル受賞となり、本当、隆司さんには感謝感謝です。ありがとうございます。


次回は酒を搾る作業に行ってきます。12月5日、6日に行う予定です


収穫祭やりましたぁあ!!!!!

2009-11-10 23:29:31 | 吉川活動報告

こんにちは!最近授業寝過ぎの高倉です

報告がおそくなりましたが・・・
11月7日(土)に収穫祭やりましたぁあ

 みなさまわざわざ遠くから足を運んでいただいて、どうもありがとうございました


収穫祭では、

新米おにぎりの試食
大根料理(大根キムチ・漬け物・ふろふき大根)
わらび特製のりんごのケーキ
差し入れ(りんご・からあげ・なすの味噌漬け・お菓子等)

を食べながら、

吉川クイズ
今年度の活動写真スライドショー

を見つつやりつつ歓談しましたね!

新米おにぎりは、米15合も炊いたのにほぼ完売するほどの大盛況でした
炊飯器のふたを開けたときの、あのご飯のいいにおい・・・たまらないですねぇ
塩も何もふらなくてもいけちゃいます!!ごはんってやっぱりおいしいなぁ!!と日本人で良かったと思う瞬間でした。

大根料理は、大ちゃんとわらびと私でそれぞれ持ち寄って用意しましたが、どれも好評だったようで嬉しいかぎりです。わらび特製のりんごのケーキも大人気でした

吉川クイズは地理編(大ちゃん)、歴史・文化編(高倉)の2部構成でやりました。
クイズの大半は、山岸さん・堀内さんの聞き書き記から作らせていただきました。緊張と不安でいっぱいでしたが、みなさんからよかったよ~との感想をいただけて、とてもほっとしました。準備した甲斐がありました
せっかくなので、吉川クイズをどこかにアップできたらいいですね

スライドショーは、大ちゃんが寝る間を惜しんで作ってくれました
私は9月から参加しはじめたので、それ以前の様子は知りませんでしたが
スライドショーのおかげで活動がわかり、吉川がいっそう恋しくなりました

あとは、よしかわ2チャンネルとかいう映像が流れたり、歓談したりと自由な感じでしたね
そんなこんなで、収穫祭は大成功に終わりました

色々手伝ってくださったみなさん本当にありがとうございました

ではまた忘年会でお会いしましょう


大根掘り & 品評会で金賞受賞!!

2009-11-10 18:08:29 | 吉川活動報告
こんにちは。谷口です。

10月31日~11月1日で大根掘り行ってきました
やっぱり収穫っていいですねー。
なんたって、とれたての大根を食べれる・・味見することができるから
先輩がナタで輪切りにしてくれた、とれたて大根を食べましたが、
これが甘い
いやぁ美味しかったです。

その夜は、静山荘で大根尽くしでした~
・大根と野菜たっぷりのもつ煮
・大根のサラダ
・鳥の手羽元と大根の甘辛煮
 etc...
みんなで作りましたが、どれも本当に旨かったですねぇ



話は変わりますが、この畑でとった大根を、
隆司さんが地元JAの品評会に出していたんです。


・・そしたら!


金賞をとりました!!


これが表彰状です


他の出品をはるかに超える美しさと大きさでした
隆司さんの日ごろのお世話と、その選別眼に感謝感激です