小停電の夜に…

2011年3月16日（水）



日曜日に予定されていたマラソン大会が中止になった。
Haruの息子さんが『中止だろ』と言うのでホームーページを見たら
中止のお知らせがアップされていたらしい。

Haruの息子さんの感覚は人として当然であり、そして大事なものだと感じた。

今、あちこちで起きているパニック状態の買占め…
40年前に起こったオイルショックをきっかけにしたトイレットペーパー騒動を思い出す。

母には「すぐ収まるから買いだめはしないように」と話した。
買ってそのまま置いてある食料品だけで1ヶ月位は困らないだろうし
子供の頃は麦飯や卵1個を兄弟3人で分け合って食べた経験もあるのだから…



但し、計画停電は知っていたが、実施は一部の地域という報道を見ていたために
午後6時半に突然、停電になった時は「エッ！」という感じであった。

懐中電灯で他の懐中電灯を探し、仏壇からローソク、マッチを私の部屋に移す。
ラジオは電池式のものが一台あり、意外なものが役にたつなぁ～と。



子供の頃、停電になると、家族で囲んだちゃぶ台の真ん中にローソクを灯し
いつ復旧するかわからない、不安だが何故かちょっぴりワクワクした時を
過ごしたものだ。
尤も当時は復旧したとはいってもちゃぶ台の上に吊るした白熱電球がポッと
点くだけであったが…

たった2～3時間の停電なんて被災者の方々の辛さに比べたら
…比べようもないくらいですよね。