よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4057(2024/06/14 上弦の月 撮り比べ)

2024-06-15 16:30:00 | 太陽系内
上弦の月

6月の月は、14日午後2時過ぎに上弦を迎えた。その夜午後7時半頃から、新鏡筒Evoguide50EDⅡ(口径5cm屈折式)とASI715MCのテストを兼ねた月の観望。
イ~ハはフィルターを変えての撮影。
動画の処理で1日遅れの投稿。m(_ _)m

画像イ、UV IRcutフィルター使用
いや~意外に良かった。縁がちょっと気になる。
画像ロ、CBPフィルター使用

画像ハ、ZWO IR850nmPassフィルター使用
(動画はモノクロカメラ画像として処理)

以上は、架台VirtuosoGTi、ソフトSharpCapPro4.1、100フレーム動画をASI Studio  ASIVideoStackで40%スタック及び画像処理、MS Photoで画像調整。

画像ニ、ASIAIR+赤道儀化AZ-GTiにて
(軒の直ぐ手前、ギリギリ間に合う)
(20秒の動画撮影をASIAIR本体のVideoStackでスタック・画像処理)
ASI715MCの解像度は約800万画素。4Kカメラ。しかしASIAIRのビデオモードは現状では約200万画素のフルHDまでしか動画撮影ができない(?)。プレートソルブで自動導入するので、導入は楽(*)だが、画角調整など大変だった。1/3クラスのASI715MCセンサーで月は苦しいか。

*実は、本日AZ-GTiへの2回目の搭載。1回目は空が明るいうちで、プレートソルブが効かず、ファインダーなしで導入を試みたが、私の腕では月の導入は無理だった。そしてVirtuosoGTiヘ載せ換えファインダーを付けて導入後イ~ハを撮影。

ここからは、SharpCapPro4.1の『太陽/月/惑星ライブスタッキング』で、100フレーム。
画像ホ、CBPフィルター使用

画像ニ、IR850nmパスフィルター使用。

画像ホ、UV IRcutフィルター使用
色は違えど、大同小異かな。私のパソコンでは、CPU100°C張り付きで、ちょっと無理がありそう。急ぐ必要も無いのだが、調整中に焦ってしまう(^^;
今回も100フレームにしたが50フレーム前後の方が綺麗な気がする。

なお、今回の一番の反省は、忙しすぎて月の美しさを味わう余裕無し。本末転倒;^^)

参考までに、130PDS+ASI585MCで撮った月
電視観望の記録138(月 月齢8.2) - よしべや自然博物館

電視観望の記録138(月 月齢8.2) - よしべや自然博物館

月(月齢8.2)画像①UVIR-CUTフィルター・NDフィルター、ASI585MC使用私にこんな月の画像が撮れるなんて・・・なんか月を撮るたびに同じセリフ呟いている。『月に始まり、月...

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三日間、久しぶりのベランダ観望。やっと思い出し慣れてきた。本日の電視観望終了後は、ベランダで肉眼で見る天の川。それは美しく神秘的、明日は天の川の撮影だと心に誓う。

その翌日

雨となる。(^^;悔しい~



2024-06-16追加
月の色が気になったので、画像ニにiPadの写真アプリでフィルターかけてみました。(^ ^:



2024-06-06-17追加
昨日は、RXA124(口径72mm反射式)+Ceres-Cでお月様。
午後6時頃、スナップショット

暗くなったら、Evoguide用に購入したバーティノフマスクで
ピントつめてと思っていたが、残念なことに朧月しか見えない曇り空。

今の私レベルでは、月の観望はMak127のスマホコリメートが良いかなと思った次第。











星見娘で電視観望4094(たて座 M11野鴨星団)

2024-06-15 01:00:00 | Seestar
たて座 M11野鴨星団/Wild Duck Clustar
Seestar15分しばりメシエ天体シリ-ズ

空一面の曇天が大星夜となった6月10日。取り敢えずSeestarをセット。何見る?
さそり座・いて座無計画に見ると後で痛い目に遭いそう。たて座のスタークラウド見るかとM11導入。ライブスタックさせておいて、StellarScenesさんのブログで勉強。(^^;

*スタークラウド・・・銀河の星が密集している大規模な恒星集団。天の川は肉眼では一見雲に見えるが、スタークラウドは天体望遠鏡で見ても雲のように見えるらしい。私は未体験。( 詳しくは記録132を参照)

画像イ、ライブスタック15分
M11は距離6000万光年のコンパクトにまとまった散開星団。たて座のスタークラウドの中にある。野鴨が集団で飛んでいる姿に見たてて、野鴨星団と呼ばれている。

Seestar写りが良いので、M11の回りに様々な黒い模様が見える。暗黒星雲?と考えて、StellarScenesさんのAround Star Cloud in Scutumを見ると、たて座のスタークラウドは暗黒星雲バーナードナンバー天体の巣のような状態。(^^;
M11も暗黒星雲B318の中にあるように感じるが詳細はわからず。
諸星大二郎の『暗黒神話 』以来の暗黒星雲ファンのよしべ~としては1つぐらい写したいと頑張ったが撃沈(^^;また次頑張る。精進するぞ~
画像イ、アノテーション(仏語?Seestar格調高い?)

画像ハ、導入画面
画像ニ、iステラHDによる観望位置

撮影情報
2024年6月10日午後11時頃から
ベランダ プチ・リモート観測所
たて座  M11/Mel213/NGC6705
Seestar+iPhone7、10秒露出15分のライブスタック
写真アプリでトリミング・画像調整等

2024/06/15追加)
写真アプリで再処理
これだとスタークラウドの中に浮かぶ散開星団の雰囲気あり?