日々あれこれ

デジカメ日記

證誠寺(しょうじょうじ)(木更津市)

2010-12-17 | 後藤義光系の彫刻





證誠寺本堂



本堂の向拝  東都彫工 後藤安五良常善作(唐丸さまに教えていただきました)






本堂の木鼻



本堂の欄間  高松又八郎邦教作とのこと 唐丸さまに教えていただきました。



中央の欄間 二十四孝(孝行が特に優れた人物二十四人を取り上げた書物)の中の 老莱子(ろうらいし) 親自身が年をとったと悲しまないように 派手な着物を着て子供のように遊んで見せた。



左側の欄間 二十四孝の楊香  山で父を食べようとした虎の前に行って 「我を食べて父を助けよ」と言うと その孝心に感じて虎が逃げたとのこと。



右側の欄間 二十四孝の郭巨  郭巨は貧しい暮らしをしていましたが 子供が産まれ益々苦しくなり 病気の母親を医者にも見せられず 裏庭で薬草を掘っていたら 黄金の釜が出てきました。



鐘楼



鐘楼の彫刻 後藤忠明作



狸塚



狸塚の解説



狸ばやし童謡碑


木更津市にある證誠寺にお参りし 彫刻や欄間 石碑などを見せて貰いました。証城寺の狸ばやしの物語や歌の元になったお寺とのことです。欄間も彫刻も見事でした。欄間の二十四孝のことは 唐丸さまに教えていただきました。