

阿弥陀堂

阿弥陀堂の木鼻 初代武志伊八郎信由作とのことです。(唐丸さまより)

本堂

向拝の彫物 三代武志伊八郎信美の作ではないかとのことです。
唐丸さまのコメントによりますと
木鼻は三代信美の特徴がありますが、向拝竜は微妙です。
見分け方は(目の位置が僅かに出ている・象鼻が木鼻に比べて大きい)などです
左右の「波に犀」でしょうか、これは初代伊八お気に入りの門人
森久八の手です、初代と見分ける場合は犀や亀の顔つきで判断します
とのことと教えていただきました。

波に犀 顔つきが凄いです。




福地蔵尊
長南町にある妙覚寺にお参りし 向拝の彫物を見せていただきました。三代武志伊八郎信美作とのことで 大変見事な彫物でした。あいにく雨が本降りになってしまい 雨の筋が写ってしまい 写真はうまく撮れませんでした。

仁王門 足さすりの仁王様と呼ばれ 柵の間より手を入れて 痛いところをさすれば足の痛みを取ってくれるとのこと。

本堂

本堂向拝

木鼻

手挟

2007年 開山1200年を記念して建立された硯堂「無量壽庵」 寺宝の瑞渓硯が納められていました。

筆供養塚

千葉県指定天然記念物 筆掛の槙 樹高12メートル 幹囲4.8メートル 推定樹齢 約1350年とのことです。
欄間彫刻
銘 安房国長狭郡下打墨村住人
武志伊八郎信由作
弟子高梨氏伊曽八信房

雲と麒麟 正面左側

雲と麒麟 正面右側

正面の 波と龍

須弥檀の彫刻


いただいたパンフレットによりますと 初代波の伊八による須弥檀の亀は 平行波と波頭が同じ板面にあることから 本堂欄間より後のものであると考えられるとのこと。左右に蓑亀の雌雄が彫られているが 雄亀は 耳を持つ龍の顔をした「神亀」であるとのことです。

須弥檀の彫刻 波
いすみ市にある硯山長福寺にお参りし 向拝や欄間の彫刻を見せて貰いました。欄間彫刻は 初代武志伊八郎信由(1751~1824)と弟子高梨氏伊曽八信房が寛政元年(1789年)に彫った 波の浮き彫りで 中央に龍のすかし彫りをあしらった堅牢で色彩明瞭な作品とのことです。 本当に見事な欄間彫刻で 感動しました。素晴らしかったです。有難うございました。