陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

会社で倒れて救急車で運ばれた話

2023-11-18 | 医療・健康・食品衛生・福祉

人生で乗るのが避けたい車があります。パトカー、霊柩車、救急車。そのすべてをクリアしてしまったお話を以前にしました。そして、今回はまた悪夢が…というお話です。よしなに。


夏休み中の検査入院を終えて、出社初日。
夏休み前直前に急な体調不良で欠勤してしまったため、仕事がかなり溜まっていました。しかも締日が二回分の請求書の発行もあります。ほんらいは、前日午前まで入院の身の上、その日はお休みをいただきたいぐらいだったのですが、片付けられなかった残務を考えると、無理をおして出社する羽目に。

11時ぐらいまでは、まあまあ体調は現状維持。
しかし、それから手元がふらふらしておぼつかない。12時を回ってすぐ、なんとか休憩室までたどりつき、ランチをとろうとしたとたん。からだが脱力して、横になっても目まいと吐吐き気がとまらない。

とうしょ、自分で帰るかと思っていたが、もはやままならない。同居人に電話を入れて迎えをお願いしたがつながらない。その電話の叫び声を聞きつけた、経営者が救急車を呼んでくれて。けっきょく、元の大学病院に緊急搬送されてしまいました。なんと、今年に入って、というか人生上二度目のレスキュー車。

自分では覚えていないのですが、病気で失職するのが怖くてかなりパニック状態だった様です。

一時は発熱と不整脈、嘔吐感がひどかったのですが。
病院では落ち着き、血液検査の結果も、検査入院の予後が悪いとか、腫瘍のせいだとかではなしとの見識。心因性の何かで一時的に過呼吸状態になったのではないか、もし頻繁に続くようならば、心臓発作の疑いもあるので、いちど診てもらったほうが、とも釘を刺されました。

病院側としては、検査に落ち度がなかったことを証明したいわけです。
でも、こちらとしては。前回もそうでしたが。検査直後になぜか陥ってしまう原因不明の倒れる発作。なにがなんだかよくわかりません。

そういえば、今回の入院から帰ったあと、1時間ぐらい心臓がぎゅっと絞られるような傷みがあったけれども、しばらくしたら収まったんですよね。

とはいえ。担当の女医に言われて、ふと気づいたのが。
そういえば、私は子どもの頃から、たま~に倒れることがあったな、と。小学生時代の全校集会、中学生での卒業式予行演習。体育教師に背負われて、保健室に運ばれて。今回みたいに病院で点滴を打ったことがありました。高校時代は空手部で鍛えていたのでなかったと思うし、大学および院生時代でも倒れたこともなく。しかし、その後の職場では、気うつや下痢気味、背中の痛みで欠勤が続き、退職を余儀なくされていました。

ひょっとすると、今回の腫瘍なるものも。
命を脅かすほどのがんにはならないのかもしれないが。慢性的に不健康状態が長引く要因になっていたのではないか、と考えてしまいます。

今回の発作も、いわゆるてんかん発作なのか、よくわかりません。
そうなると車の運転も注意しないと危ないわけですね。

迎えに来てくれた身内には。
さすがに前日の退院日のお迎えの翌日だったので。こってり叱られてしまいました。そりゃそうだ。忙しい日だったもの。

ともあれ、そのまま再入院なんてこともなくて。
無事、翌日には出社。社内の皆様にはずいぶんご心配おかけしました。経営者はじめ多くの方にお声がけいただき、また上司や先輩がたに残務を一部肩代わりしていただいたお陰で、この翌日の仕事はかなり楽になりました。それでも通常ペースに戻すのがなかなか大変ですが。

ところで、少し大げさですが。
最近、私は自分の終活について考えるようになりました。
これまでは、ずっと避けていたのですが。同居人との緊急連絡手段の見直し、相続人の指定や、お墓じまい、空き家の管理や個人事業上の経理や税務の引継ぎについても、時間があれば、わかりやすいように残しておくべきかと…。

この日は、ご当地の花火大会だったので、夜に窓から眺めましたが。
後、何回、この花火見られるのだろうかと、しんみりしてしまったりも。まあ大げさなのかもしれませんが



( 2023/08/19)




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