誰かに読ませるためでもなく、自分を振り返るための話題として挙げがちなのが食事か、健康ネタ。今回は同居人とのちょっとしたズレから思いついた記事です。
休日は同居人と食卓を囲むことが多いですが、週末の一回はカレーか麺類にしています。
カレーは余りものご飯の処分に便利で、日曜夜は仕事用の弁当向けの新しいご飯を炊けるから。麺類はご飯が足りなくなったときに半端に焚かなくていいからです。ちなみに、数年前までご飯が余りすぎるのでスーパーのパック詰め白飯を買い置きしていましたが、私がふるさと納税をしはじめてから米を買うので、炊飯器が大活躍しています。やはり炊き立てがいいですよね。
そして、今回の話題はうどん派なのかそば派なのかということ。
きのこVSたけのこ論争みたいに、比較されたりするのでしょうか。実は私はどちらも食べられないということはないです。でも、あえて選べるのならばそば派。糖尿病予防にいいとされているからです。血糖値の上昇率（ GI値）はそばが低め、けれどもカロリー自体はうどんが低め。そばにはたんぱく質やビタミンＢ1が多め。ダイエットにはそばがいいそうですが。
子どもの頃、給食で出されたカレーうどんに苦手意識があって。
あと、麺が太すぎて食べるのがしんどいとか、色がついていたほうがいいとか、言い訳を考えたらキリがありません。体育会系の部活の飲み会で、鍋ものの最後に投入されたうどんを食べさせられたのが嫌だったとか。
ただし、これは温かい場合。
冷やし麺ならば、うどんでもそばでもどちらでも歓迎。もちろん冷やし中華も大好きです。カップ麺のうどんは細めなので好きで、これはそばもそうですが。焼きそばはソースがかなり辛くてカロリーが高そうなので、現在はほとんど食べていません。二次創作小説のネタに使ったぐらいなんだけどね。そうめんはもちろん大好き。ちなみにカレーうどんは嫌いですが、自分でつくる焼うどんは食べられます。なので、麺自体の好き嫌いの問題じゃないのかもしれない。
トッピングも、そばだと、ネギはもちろん、海苔やら、わさびやら、大根おろしに山芋とろろ、鶉卵など何でも合うからからかも。お店のそばのつゆにお湯みたいなのを入れて最後に飲んでしまうこともありますよね。
なおネット検索してみたところ、男性はそば派、女性はうどん派。関東はそば派、関西はうどん派なのだそうです。どちらも発祥は鎌倉時代で同じくらい、禅僧が中国から製粉技術をもたらしたのだとか。本格的に庶民の食べものになったのは江戸期から。時代劇にはそばの屋台がよく登場しますよね。
関西で一人暮らしでとても貧乏だったころ。
業務スーパーとかで一袋30円ぐらいの生蕎麦をかってきて、半分だけを醤油を水で薄めて容器にいれて、乾燥わかめを少々まぜて、レンジでチンして食べしのいでいたりしました。いまから思えばかなり栄養状態が悪いですよね。
食べものの話をすると、いつも辛い時期を思い出すので、なるべく書きたくはないのですが。ふだん外食で散財もせず、ほぼほぼ毎日同じものばかり食べているせいか、特に食にこだわりがなくなりました。とにかく野菜中心で。
そうそう、昔は好きだったのに食べなくなった麺類といえばパスタ。
理由はそばに比べ、鍋を洗うのが面倒なのと、市販のソース（たらこや辛子明太子など）がやはりカロリー過多で体に悪そうだからです。以前は週に一度はかならず食べていたのですが、遠ざけてみるとそれを口にしないのがあたりまえになりました。
禁煙禁酒する人がなかなかやめられないという話を聞きますが。
じつは私はあまり食にはこだわりがありません。炭酸が歯に悪いとなってからもう数箇月ごぶさたですし、お菓子も限られたものしか買わないので、あれこれ迷わなくなりました。ぜったいにこれが苦手で怖気が走るというほどの食わず嫌いもないですし。
ちなみにそばのいちばん好きな食べ方は、ざるそばか、天ぷらでゆでそばですね。
でも我が家は節約志向なので、ふだんの温かい蕎麦の上に乗るのが油揚げばかり。同居人がきつねそばが好きだからです。
そばは年越しそばみたいに、特別な記念に口にするイメージがあるんですよね。
だから日曜の昼とかに食べると、明日が仕事と思っても、気分があがるのです。そのためのソウルフードといってもいいのでしょう。かつては貧乏飯だったのが、今じゃこの扱いなのです。仕事に慣れてきたら、おでんへの苦手意識も薄らいできたので、今年の冬は復活させるかもしれませんね。食わず嫌いって、意識を変えれば治るもんです。
（2023/06/11）
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