陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

アイルワースのモナリザ

2009-08-31 | 芸術・文化・科学・歴史
「ラロックの聖母」がレオナルド・ダ・ヴィンチの真作ではないかと話題になったが、とかく天才と謳われた画家には謎が尽きない。というか、謎を演出して価値を高めようという画商や研究者のもくろみもあるように思われる。

ところで、ダ・ヴィンチとならび謎めいて、しかも人気が高い画家にフェルメールがいる。
そのフェルメールを扱った去年秋の番組において、『モナリザ』がもう一作品あったという衝撃の事実を知った。(拙稿「フェルメールに憑かれた英雄たち(後)」
英国の英国の美術専門家ピューリッツアー氏の著作で明かされた「アイルワースのモナリザ」のことだ。

さて、おそらくこの記事を読まれたある方から、以下のようなメッセージをいただいた。

「夏休みのレポートで、ピューリッツアーのモナリザについて書きます。検索したらこのブログに辿り着きましたが、画像に額があるのでレポートに使えません。額なしの画像があったら、メールで送ってもらえませんか?」

以下、そのお答え。

結論からいうと、送れません(でした)
美術作品の場合、元の画像を加工して載せている場合が多く、使い回しもしないのでオリジナルはすべて捨てています。
さらにいえば、いち個人のブログの画像なんぞ、あてにしないほうがいいです。解像度もよくないですしね。
画像とるなら、専門の検索エンジンなどをあたってみてください。こちらに紹介

おそらく、「ピューリッツアーのモナリザ」で検索して出てこなかったと思うので、通称名の「アイルワースのモナリザ」だと出てきます。
大学生のレポートでしょうから、九月一日に提出ということはないでしょうから、もしまだでしたら検索なさってみてください。


ちなみにお返事が遅れたのは個人的な事情もあるのですが。
迷惑メールのフォルダに入ってまして、いちど開いたあとどこかに保管したはずなんですが、見つかりませんでした。
それと、内容によりけりですが、私はネットでお会いする方は、個人的にメールでやりとりしない方針です。申し訳ないですが。

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