イエス様は(どうしても必要なことは一つです。」
と言われました。
そうしても必要なものも、そんなに多くはないと感じるこの頃です。
ところが、家の中にはいろんなものが散乱していて、快適な生活を妨げられています。
机の上には方々から送られてくるカタログやお知らせが、整理されないままで、山と積まれています。
パソコンの周りには、付属機器のコードが絡み合っていて、どれが、どの機器のコードかわからない。
冷凍庫の中には賞味期限を過ぎた冷凍食品がギュウギュウ押し込まれている。タンスの中には永遠に着ることのない、衣類があふれている。
食品棚も書籍も満杯だ。いつか使うだろう、いつか読むだろう。地震がおきたらどうするつもりだろう。
見ることもない録画したテープ、DVD,CDがあふれている。
収納庫には古い電気製品やゴルフ用品や健康器具やスキーなどが使われないまま、積まれている。
ああ、うんざりします。いったい、だれの、住まいなんだろう。
私たちの心もおなじではないでしょうか。
過去の恨み、憎しみ、ねたみ、欲望などがいっぱい、詰め込まれています。
イライラしたり、不平や不満があふれてきたり、人に当たったり、変なにおいがするようになります。
早くすてたらいいのに、なかなか捨てられないでいます。
もし、自分の心が罪や欲望で満杯になるまで、ほおっておいたなら、その罪は外にあふれてきます。
自分が快適な生活ができないばかりか、ほかの人にもいやな思いをさせてしまうのです。
イエス様は、人を汚すあらゆる悪いものが、人の心の中に潜んでいると言われました。
「人から出るもの、これが人を汚すのです。内側から、すなわち、人の心から出てくるものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです。」マルコ章14から、23)
神様の聖霊によって、心の中をしわけしていただきましょう。
捨てることを惜しんで、心に大切にしまっているもの、悪臭を放つものまで、大事に押し込んでいるかも、しれません。
不要なものは、早く捨てましょう。一生もっていても、何の役にもたちません。
一番良い方法は、自分の罪を神様に告白することです。思い切って捨てる、決心をすることです。
神様は真実な方で、私たち罪を許し、罪をきよめてくださる神様です。
自分の心の汚れをきれいさっぱりと掃除していただくと、新しい気持ちで生活をすることができるようになります。