島屋コレクション― 華麗なる能装束 ―

どうも。yonghuaです。

先日国立能楽堂に行きましたが、そこに「資料展示室」があることをぶなさんが発見してくれて、ついでに見てみました。

この資料室、何とも目立たないところにありました。
見に行った時は、ドアが閉まっていて、余計目立たず。。
一見すると、関係者以外おことわり。って雰囲気すら感じる。。

「島屋コレクション―　華麗なる能装束　―」
をやってました。

素晴らしい装束が陳列されてたよ～！
ガラス越しとは言え、間近で見れる。
一部の装束は、フロアの中央にそのまま展示してあったし。。


文様好きのあっしとしては、ひそかに興奮してました。
これまで本で見たことのある文様やデザインの本物を見れるってことやし、織りひとつひとつまで細かく見えるしさー！！

結婚式にきる打掛で、いろいろ試着したことがあって、その中で、能が盛んな金沢らしく(加賀宝生です)、能装束を同じ織り方をした唐織の打掛を着たことがあった。

・・・めっちゃ重い。
これ着て歩けんわー

ってぐらい重かった。
さすが、織り。
能の人は、ようこういうの着て舞やなんかができるわー。ぜって体力必要やわ。
とも思った。

そういうことを思い出しつつ、見学した。


あと、図柄やっぱ植物関係が多いけど、この大胆なデザインが本当に素晴らしい！！
昔の人がやってたデフォルメっぷりに感心する。

菊をそのまま書くのは誰でもできる。
それを、菊の特徴をうまく捉え、単純にかつ粋にデザインするってこと、が素晴らしいと思う。
あっしも時々ものをデフォルメする練習するけど、これがなかなかうまく出来ない。
これができるようになれば、デザインの幅も広がるが。。
引き続き練習を頑張る。

ってことで、この展示は、12月8日(土)までやってるみたいです。
しかもこのエリアは入場無料！！！

裏口？から入れるらしい。

もう一度行きたいかも。
図録かっときゃよかったなぁ


■島屋コレクション―　華麗なる能装束　―
島屋は、その前身である飯田屋呉服店時代から、美術染織の開発のために膨大な染織資料を収集保管しており、中でも能装束は４００点にも及ぶ一大コレクションである。今回は特に大名家伝来の名品を選りすぐり、初めて紹介する。