今日は一日雨降りで、気温がずっと12℃という妙な日でした。
明日は晴れ間も出ますが、風が強いそうですので気を付けましょう。
この数日間に近所で撮った花木の写真を載せますのでご覧下さい。
そろそろカリンの花が咲くころだと思って見に行ったら、ぴったりでした。
カリン (バラ科 カリン属)
花期は3月〜5月頃で、5枚の花弁からなる白やピンク色の花を咲かせる。葉は互生し倒卵形ないし楕円状卵形、長さ3〜8cm、先は尖り基部は円く、縁に細鋸歯がある。適湿地でよく育ち、耐寒性がある。
成熟した果実は楕円形をしており黄色で大型、トリテルペン化合物による芳しい香りを放ち、収穫した果実を部屋に置くと部屋じゅうが香りで満たされるほどである。このため中国では「香木瓜」とも呼ばれる。
花・果実とも楽しめ、さらに樹皮・新緑・紅葉が非常に美しいため家庭果樹として最適である。語呂合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担ぎ庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると商売繁盛に良いとも言われる。
「 金は貸すが借りない」には笑えますね。可愛い花で大好きです。
カリンは長野県の諏訪特産の果物で、砂糖漬けにして売られています。
永和さんのコメントで思い出して、母が好きだったお菓子の写真を撮りました。
袋の裏の説明を見たら、なんとこれはカリンではなくてマルメロ!
諏訪地方ではマルメロをカリンと呼ぶなんて知りませんでした。紛らわしいですね~。
ウンナンオウバイ (モクセイ科 ソケイ属) 中国南西部に分布する常緑性低木
画像を追加します。
次は地味な花を二つ…
ツゲ (ツゲ科 ツゲ属) 常緑低木
主に西日本の暖かい地域に分布し、伝統的に細工物の材木として貴重とされる。日本の固有変種。
先端の雌花の周りを雄花が取り巻いています。小さな花で、よく見ないと気付きません。
ヒサカキ (モッコク科 ヒサカキ属)
葉は厚みがある革質で、表面はつやが強く丸い鋸葉がある。
花期は3月から4月、枝の下側に短くぶら下がるように多数咲く。花は白っぽいクリーム色で壺状で、強い芳香を放つ。果期は10-12月。
本州、四国、九州、沖縄に分布する。目立たないが非常に数が多く照葉樹林ではどこの森にも生えている。
この植物の性的なシステムについては実はよくわかっていない。雌雄異株と図鑑に記されていることがあるが、実際には雄花と雌花の他に両性花があり、個々の株ではこのどれかだけをつけるものは多くないらしい。現時点ではその現象そのものが把握できておらず、仕組みなどは未だに不明。
この↑と↓写真は雄花ですね。
これは違う場所の木です。ピンボケですが、雌花でしょうか?
ハナモモ ピンクと白の花の木が並んで咲いていました。
こうして色が混じることもあるのですね。
ご覧頂き有難うございました。