横ちゃんのきまま日記

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今日の食生活にはさまざまな問題がある

2018年05月25日 | 日記
内海先生のFB投稿より

今日の食生活にはさまざまな問題がある。
  
特に栄養学的観点から見ると、大きな問題として糖質過多があるので注意されたい。糖質過多とは文字どおり糖質の過剰摂取という意味で、砂糖や異性化糖)などを含む糖質、特に精製された糖質を摂り過ぎているということだ。甘い物だけではなく、精製された糖質(白米や小麦など)もあまりよろしくない。砂糖とはショ糖(スクロース)が主成分の糖であり、スクロースとはグルコースとフルクトースが結合した二糖類である。
  
人間が活動するための主たるエネルギーといえば、やはり糖質(炭水化物は単糖類と多糖類に分けられる)であろう。我々の日常的な話なのだから、このこと自体は別に間違っていない。植物性食品、特に根菜類(にんじんなど)には糖分が多く含まれているが、日本人は根菜も食べるし、イモ類も食べるし、コメも食べるため、砂糖がなくても糖質過多になりやすい環境にあるといえる。
   
三大栄養素といえば糖質、脂質、たんぱく質のことだが、体を作る主な栄養素はたんぱく質と脂質だ。エネルギー源は基本が糖質であり、脂肪はそのあとに使われることになる。ここまで書くと、糖の何が問題なのだろうと思うかもしれない。しかし、あらゆる砂糖やブドウ糖(グルコース)は避ける必要がある。砂糖の代わりになる甘味料、たとえばサトウキビ糖、糖蜜、果糖(フルクトース)、コーンシロップ(HFCSなど)なども避ける必要がある。
  
砂糖を摂ると血糖が上昇するが、その結果、インスリンが放出されるようになり、インスリン放出の山(インスリンスパイク)が発生する。このインスリンスパイクは体のいたるところを不健康にする。インスリンが生成され過ぎると病気になり、体はインスリンへの抵抗力(インスリン耐性)を備えるようになる。そしてインスリン耐性は、インスリンの効果を次第に効きにくくするという弊害がある。
  
私は精神薬依存の問題から医原病や薬害問題に気づいたため、依存症については比較的うるさいほうだが、糖は糖質依存を起こすことも知っておくべきである。糖質依存は身体的依存のみならず、精神的依存も引き起こす。甘いものを摂ると、おいしいと感じるだけでなく、心地よいと感じる。これは極論すると、覚せい剤で気持ちよくなっているのに似ている。女性が甘いものを食べると安心するというのは、まさにこれである。しかし現実は、その糖分が切れてくるとまた精神的には不安定になってくる。
  
まさに甘いものを食べれば心も体もアマクなるのだ
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