斬剣次郎の鉄道・バス斬り

 拙者、斬剣次郎である。たった今から、鉄道・バスを斬る

山科急行線運行開始

2010年11月01日 22時27分37秒 | 京阪バス情報
 本日、京阪バスの新しい急行バスの
 山科急行線
 が運行を開始しました。
 山科急行線は京都駅から山科地区を阪神高速8号線を経由して結ぶ路線で、直Qに続く急行バスとなります。山科地区でなく京都橘大学の学生輸送にも視野を入れた設定となっており、京都橘大学発着と大宅発着の2種が設定されています。
 運行担当は山科営業所で、基本的にBタイプが担当しています。BタイプといってもブルーリボンⅡが中心になっていますが、これはブルーリボンⅡが比叡山線の運用から外されているので、そうなったと私は見ています。パンフレットにはエアロスターが載っていましたが、私は最初からブルーリボンⅡになるだろうと予想していました。っていうか、8月下旬のB-3997の投入は山急と関係あんのかな・・・。


 京都駅八条口
 の乗り場は京都市バスの81号系統京都駅行きと同じ乗り場を使用しています。八条口のバスターミナルでない理由は新八条通を通って京都駅に至るルートになっている関係で、発着できるのは1番のりばと2番のりばしかなく、しかも1番のりばと2番のりばは長く停車出来ないからです(結構多くのバスが発着しているから)。1番のりばと2番乗り場に発着している市バスの路線は全て京阪バスが受託していて、その辺りの事情を知っていたからなのでしょう・・・。さすが上手い考えですな。
 ただ、降車扱いは2番のりばで行っています。


 京都駅八条口行きの表示です。京都駅を強調しているような感じで、八条口が隅っこへ追いやられているような感じです。


 側面行先表示ですが、山科急行の表示が黒抜きで行われていますね。


 山急のバスがアバンティの裏を通っているときのものです。降車扱いを終えた後、烏丸通に入り、アバンティの裏を通って乗り場に横付けするというルートを通っています。ただ、アバンティの裏を通るルート自体は京都~四日市・津・伊勢間の高速バスでも採っており、そこには乗車した状態で通ります。他に空港リムジンバスの折り返しにも使われます。

 山科急行線の誕生は乗りバス派にとって大きな変革をもたらすだろうと私は考えています。これは大津から大阪地区まで
 京阪バスのみの乗り継ぎ
 が容易になったからです。山急の誕生によって京都駅八条口において直Qとの乗り継ぎが出来、大津から47号経路もしくは比叡山線経由で山科地区に入り山急と直Qを経て、大阪地区へ自由自在に乗り継ぎが出来るようになりました(逆も同様)。京阪バスのみの乗り継ぎは枚方の52号経路や男山の17号経路のの廃止によって一旦不可能になりましたが、直Q京都号の誕生でわずかながら復活していました(三条京阪~京都駅間は57号経路利用)。これが今回で充実したことになります。

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2 コメント

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Unknown (斬剣次郎)
2010-11-02 23:55:48
 若人様
 コメントありがとうございます。

 28A号経路の減便は山急の影響ですね。くるり200は改正によって便利になったような感じですね。私が見る限り結構乗客が載っているように感じました。

 私は土曜日にしか走らないといえば22A号経路の大宅行きだけだと思います。でも、六地蔵方面は毎日運行なんですよね。大抵は平日とセットもしくは休日とのセットがほとんどです(枚方の28号経路のように休日のみ運行というものもありますが・・・)。
 ただ、車両の運用自体は土曜日にしか見られないものは結構ありますね。
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いろいろ改正の時期 (若人)
2010-11-01 23:43:44
どうも、若人です。
今日から運行を開始した山科急行線ですが、これにあわせてダイヤ改正も実施されています。
1.28Aの減便
2.2のダイヤ一部改正
そして
3.くるり200全便改正・最終時刻繰り下げ
という意外な改正もありました。
3.は40分の等間隔に改正され、山科駅を出る最終便が17:20発と遅くなっています。
あと、京都バスの嵐山地区の路線とダイヤが阪急嵐山駅前バスターミナルの開業によって、大幅に改正されていたことに今日まで気づきませんでした。
そして、ブログを見ていただいたと思いますが、大宅中学校に来るバスの話題、時刻表記が最も少ないと記していましたが、ほかにもあるようですね。しかし、最もバスが来ないバス停であることは確かです。(土曜日は週に1回しかないし、休日だと祝日とか盆・年末年始ダイヤもあるし)。
最後に今日から期間限定(~11/30)で八日市駅前~京阪三条を結ぶ近江鉄道バスの免許維持路線の運行が始まりましたね。
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