2010年に日デRNの中古車が入ってからしばらく動きのなかった
島鉄バス
ですが、2012年に新たな中古車がやってきました。
新たにやってきた中古車は
元近鉄バス
のブルーリボンワンステです。1999年式のKC-HU2MLCA改で、AT車となります。近鉄バスでは1999年に短尺のワンステが5台(6951~6955)入っており、その中が島鉄バスへ行った事になります。車内は座席を含めて近鉄バス時代のままで使われています。島鉄バスの大型に中古車が入るのは鉄道線代替バス運行開始に合わせて投入された元長崎自動車以来となりますが、長崎県外からは初めてになるでしょう。
写真の809は島原配置で、島原発着の路線に充当されています。撮影当日は島原駅~加津佐海水浴場の鉄道線代替バスに充当されていました。
元近鉄バスのブルーリボンワンステは808~810の3台が投入されています。808と810は諫早~小浜~口之津線に充当されていたため、諫早もしくは口之津に所属していると思われます。
今回は初めて
口之津
を訪れました。口之津は島原鉄道の旧口之津駅跡にあるバス停で、島鉄フェリーが出ている他、口之津営業所が併設されている交通の拠点です。
口之津営業所の建物です。バス停だけでなく、フェリーの発着場も兼ねており、1Fにはバス乗車券とフェリー乗船券を発売する窓口が置かれています。2Fは営業所の事務室ですが、バスとフェリーを兼ねています。バス停から道路を挟んで車庫や工場がありますが、事務室はこの建物の中にあり、運転手は外にある階段を登って出入りしています。
バス乗り場は建物を挟んで2ヶ所あり、海側が島原方面、道路側が加津佐・小浜・諫早方面となります。島原方面のバスは道路から回り込んで発着するという形になります。
口之津を発着するバスを見てみましょう。
こちらは島原鉄道島原外港~加津佐間が廃止されたときに運行を開始した
加津佐海水浴場前~島原線
です。1時間に1~2本運行されている主力的な存在です。因みに加津佐海水浴場に到着したバスはそのまま折り返さずに口之津まで回送し、休憩に入ります。鉄道線廃止前は口之津~島原間で運行されていました。
こちらは
大屋~口之津~小浜・小浜高~諫早線
です。加津佐海水浴場前~島原線に次いで本数が多いです。全区間で約1時間40分かかる長距離路線ですが、鉄道の無い小浜地区にとって貴重な交通の足となっています。口之津側は一部便が口之津を通り過ぎて大屋まで行きます。他に口之津~小浜間の区間便もあります。
こちらは
口之津~加津佐~柳谷・原山線
です。口之津ローカル線の一つで、加津佐地区を横断します。
こちらは
大屋~早崎循環線
です。口之津ローカル線の一つで、口之津近辺にある大屋を起終点に早崎を循環します。元京王バスの日デRNが充当されています。
こちらは
元長崎自動車
のいすゞLVたちです。U-LV318で、1991年式もしくは1992年式です。島原鉄道島原外港~加津佐間の廃止に伴う代替バス運行開始に合わせて投入されたものです。でも、実際は小浜や雲仙などいろんな路線に入っているようです。朝夕メインとか・・・。こんだけたくさん撮影するのは初めて・・・。
最近変わった点として、旧塗色で残っていた車両が
現行塗色
へ変更され、旧塗色が消滅しました。写真の2501は前回撮影時は旧塗色で残っていましたが、今回撮影した時は現行塗色に変わっていました。初めて島鉄バスを撮影した時は旧塗色のP-RR172BAがゴロゴロいたのに・・・。
以上です。
P.S. 京都市交通局で方向幕の入札が出てきたんやけど、これは表示内容の一新に伴うものである事は察しが付く。しかし、個数が786台分。京都市交通局の総数は764台なので、予備を考えると多くない・・・と考えてしまう。ここで、幕だけでなくローラー40組も入札にかけている点に注目すると、40組はブルリハイブリの台数と一致するので、まさかブルリハイブリに対してLEDから幕へ交換するのではと思ってしまう。
島鉄バス
ですが、2012年に新たな中古車がやってきました。
新たにやってきた中古車は
元近鉄バス
のブルーリボンワンステです。1999年式のKC-HU2MLCA改で、AT車となります。近鉄バスでは1999年に短尺のワンステが5台(6951~6955)入っており、その中が島鉄バスへ行った事になります。車内は座席を含めて近鉄バス時代のままで使われています。島鉄バスの大型に中古車が入るのは鉄道線代替バス運行開始に合わせて投入された元長崎自動車以来となりますが、長崎県外からは初めてになるでしょう。
写真の809は島原配置で、島原発着の路線に充当されています。撮影当日は島原駅~加津佐海水浴場の鉄道線代替バスに充当されていました。
元近鉄バスのブルーリボンワンステは808~810の3台が投入されています。808と810は諫早~小浜~口之津線に充当されていたため、諫早もしくは口之津に所属していると思われます。
今回は初めて
口之津
を訪れました。口之津は島原鉄道の旧口之津駅跡にあるバス停で、島鉄フェリーが出ている他、口之津営業所が併設されている交通の拠点です。
口之津営業所の建物です。バス停だけでなく、フェリーの発着場も兼ねており、1Fにはバス乗車券とフェリー乗船券を発売する窓口が置かれています。2Fは営業所の事務室ですが、バスとフェリーを兼ねています。バス停から道路を挟んで車庫や工場がありますが、事務室はこの建物の中にあり、運転手は外にある階段を登って出入りしています。
バス乗り場は建物を挟んで2ヶ所あり、海側が島原方面、道路側が加津佐・小浜・諫早方面となります。島原方面のバスは道路から回り込んで発着するという形になります。
口之津を発着するバスを見てみましょう。
こちらは島原鉄道島原外港~加津佐間が廃止されたときに運行を開始した
加津佐海水浴場前~島原線
です。1時間に1~2本運行されている主力的な存在です。因みに加津佐海水浴場に到着したバスはそのまま折り返さずに口之津まで回送し、休憩に入ります。鉄道線廃止前は口之津~島原間で運行されていました。
こちらは
大屋~口之津~小浜・小浜高~諫早線
です。加津佐海水浴場前~島原線に次いで本数が多いです。全区間で約1時間40分かかる長距離路線ですが、鉄道の無い小浜地区にとって貴重な交通の足となっています。口之津側は一部便が口之津を通り過ぎて大屋まで行きます。他に口之津~小浜間の区間便もあります。
こちらは
口之津~加津佐~柳谷・原山線
です。口之津ローカル線の一つで、加津佐地区を横断します。
こちらは
大屋~早崎循環線
です。口之津ローカル線の一つで、口之津近辺にある大屋を起終点に早崎を循環します。元京王バスの日デRNが充当されています。
こちらは
元長崎自動車
のいすゞLVたちです。U-LV318で、1991年式もしくは1992年式です。島原鉄道島原外港~加津佐間の廃止に伴う代替バス運行開始に合わせて投入されたものです。でも、実際は小浜や雲仙などいろんな路線に入っているようです。朝夕メインとか・・・。こんだけたくさん撮影するのは初めて・・・。
最近変わった点として、旧塗色で残っていた車両が
現行塗色
へ変更され、旧塗色が消滅しました。写真の2501は前回撮影時は旧塗色で残っていましたが、今回撮影した時は現行塗色に変わっていました。初めて島鉄バスを撮影した時は旧塗色のP-RR172BAがゴロゴロいたのに・・・。
以上です。
P.S. 京都市交通局で方向幕の入札が出てきたんやけど、これは表示内容の一新に伴うものである事は察しが付く。しかし、個数が786台分。京都市交通局の総数は764台なので、予備を考えると多くない・・・と考えてしまう。ここで、幕だけでなくローラー40組も入札にかけている点に注目すると、40組はブルリハイブリの台数と一致するので、まさかブルリハイブリに対してLEDから幕へ交換するのではと思ってしまう。
末長く現役で頑張ってほしいものです。
京都市営バス方向幕を一新するんですね
知りませんでした
当方京都に越してきて数年、ぜひ京都市営バスの方向幕を全て写真におさめようと考えていましたが作業ペースをあげないといけませんね
コメントありがとうございます。
短尺車は布施とかにいましたね。短尺車が近鉄グループ以外に流れるのは久しぶりですね。
個人的には島鉄バスへ行くとは想像もしませんでしたが、頑張ってほしいものです。
コメントありがとうございます。
そうです。京都市交通局のHPにデザイン案が出ていました。どうやら、路線再編成?に合わせて一新するようです。
確かにペースを上げないといけないのですが、なかなか上げられない自分がいます・・・(笑)
BRCハイブリが幕車となるとまたえらい珍車の予感。他は大阪市営くらいしか思いつきません。
何はともあれ楽しみですね。
コメントありがとうございます。
新デザイン案ではカラーで分けるというような事があったのですが、これはLEDは不可能なので、幕に変えてしまおうという事なのかもしれませんね。
大阪市営でLED→幕なんてありましたっけ・・・?幕とLEDを並行投入した例はありますが・・・。全国に目を転じると、中古車として流れた時に幕に変えたり、貸切用もしくは特定用に格下げした時に幕に変えたりする例はありますが・・・。
誤解を産んでしまい申し訳ないです。
コメントありがとうございます。
幕式のBRCハイブリの事でしたね。失礼しました・・・。
幕式のBRCハイブリは大阪市営バス以外に富山地方鉄道に1台がいます。