よしこさんのメモ帳

毎日のあんなこと こんなこと~

取りあえず1段階終了

2012年08月01日 | ひとりごと

最低気温 26℃ 最高気温 29℃ 晴れ後曇り

気温が下がった分 あのギラギラした暑さは 有りませんが
台風の影響を受けて居るんでしょうか 湿気を 含んだ暑さです

昨日31日 涙道閉塞の 左目のチューブ留置手術 終了
トラブルも無く 左右済みましたが これで 全て 終了と言うのでは 無いのです

「涙道閉塞」とは・・・ ここへ ちょっと纏めて 記して置きたいと思います
「涙の排出路(排水管)が詰まる」病気です
涙は瞼の涙腺で作られ 目の表面を潤した後 
目頭にある小さい排水口
「涙点」→「涙小管」→「涙嚢」→「鼻涙管」→「鼻腔」に 抜けて行きます
この排水経路の どこが詰まっても 涙の排水が出来ないことになります
※古い時代の教科書では「加齢」による病気と言われてきましたが現在
専門外来には0歳児~100歳代の方まで受診されています

症状
常に涙が溜まっていたり 悲しくもないのに 涙がこぼれてきたりします
目頭の部分を押さえると 透明~淡黄白の粘度の高い分泌物が 逆流することもあります
炎症を起こすと 「涙嚢炎」といって 目頭が赤く腫れ うずくような痛みも生じてきます
白内障や 緑内障の手術を手術する場合に 涙道が閉塞していると 
逆流してきた 膿を含んだ涙のため 手術の傷口から眼球内に細菌が入り
「眼内炎」を起こす危険性があります
手術時の危険性を減らすためにも 涙道閉塞は治しておく必要があります

目薬では治りません 閉塞部を物理的に開通させ 涙の排水路を確保します
最近は内視鏡を使って直接観察しながら 閉塞部を解除する治療が主流になってきています

fiber4
 
涙道内視鏡での手術
 

(ネット画像)
(涙道内視鏡下)涙管チューブ挿入術

直径0.9mmの涙道内視鏡で涙道内を直接観察しながら
閉塞を解除させます。
閉塞の無くなった涙道に直径1mmのチューブを挿入し2~3カ月間留置します
治療時間は15分から30分程度。入院の必要はありません

1ヶ月に 1度程度 再診 経過を見て貰い 2~3ヶ月後に チューブを 外せば やっと終わり
この 手術を受ける迄 随分迷い悩みました
だって 物は 普通に見えるし 痛くも無いし ただ 涙の量が多いだけ
今の所は 白内障も問題なさそうですが 又 近い将来には その時の為にも
毎月1度 診て頂いている 先生の 強い説得で 決心しました
この先 上手く涙道が出来ますように

術後の注意点は 右目の時と同じで 
今から 昨日我慢していた 洗顔 シャンプー 入浴です