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自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

ロープワーク講習(その1)

2006-10-28 23:09:43 | バックカントリー
いつもお世話になっているショップ「ラッピー」でロープワーク講習に参加しました。

冬のバックカントリーシーズンを控え、いざというときのための技術を再確認しようというもの。カヤックで言うとレスキュー講習のようなものです。

二股へと向かう道はすっかり秋の気配。唐松岳が綺麗に見えました。






まずは8字結びから。これはRESCUE3でもやっていたので簡単。その後は懸垂下降するときの基本技であるムンターヒッチ。これはやり慣れていないので難しいです。
これがムンターヒッチです。カラビナを通っている結び目が、ロープに摩擦をかけています。このため、懸垂下降するときに一気に落ちてしまうのを防ぎ、ロープを少しずつ緩めながら降りることが出来るというわけ。ロープに輪を作ってカラビナをかける技だけでなく、カラビナを掛けて回転させることで作ることも出来なければ駄目。ロープにテンションが掛かっているときは輪を作る余裕がないので。



あとはプルージックを作って登る技。ただ、実際にはプルージックはあまり使わず、クレムハイスト、オートブロック、といった技を使います。こちらのほうがプルージックよりは簡単かな。
写真はクレムハイスト。らせん状に巻いたロープの先をカラビナで自分に結び付けます。らせんは上方向には簡単に動きますが、下方向には動きません。そのため、登っているときに足を踏み外しても、このらせんがずり落ちるのを防ぐというわけ。
ただのロープなのに、色々なことが出来て感心させられます。






午後からいよいよ懸垂下降訓練。
ガイドの慎ちゃんが堰堤を降りる見本を見せてくれます。
ところが、堰堤の壁が思ったより砂で滑りやすく、やり慣れない我々には上級編過ぎるということで、場所を山側に移して実施。







さっきのクレムハイストを使って崖を登り、上で自分を確保してカラビナを付け替えてから、今度はムンターヒッチを使って崖を降ります。
これがなかなか面白い。でも、地上で練習したことが上では実際には全然できない!!あれあれ、どうだったっけ?何の技をどうやって使うんだっけ、と戸惑います。ロープに首尾よくムンターヒッチでカラビナを取り付けて、さあ降りようとしたら、自分に結び付けていなかったりとか・・・駄目じゃん!!
何でもそうですが、ゆっくり落ち着いてやるのが肝要です。
もう一回やればちゃんと出来たと思うのですが。

最後は、とってもアヤシイ写真ですが、実はこれ、怪我した人を運ぶための梱包練習。あたりはすっかり寒くなってきて、実は中に入っていた人が一番温かかったとか。

夜は旧ラッピーで宴会。12時過ぎまで飲んで楽しかった(途中、半分落ちてましたが)。


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