映画日記-「ザ・サークル」(原題"The Circle", 2017年)を観ました。
水道会社のカスタマーセンターで働くメイ(エマ・ワトソン)は毎日の顧客対応に嫌気が指していたが、友人アニー(カレン・ギラン)のつてで、世界的なIT企業ザ・サークルに転職を果たす。
同社での仕事も同じくカスタマーセンターだったが、入社早々、社内のサークル活動に積極的に参加することを求められる。その活動は同社のSNSであるSeeChangeを使って全世界に共有され、難病の父(ビル・パクストン)を持つことで世間の同情を集める。
しかし、友人マーサーの手による鹿角の芸術作品を共有したところ、鹿殺しの汚名を着せられ、友人は実名を晒されて炎上の憂き目にあってしまう。
恐ろしい映画です。どんなホラー映画よりも恐ろしいかもしれません。ホラーは所詮つくりものですが、この映画と同じことが現実に起きつつあるところが恐ろしいのです。特にアジアの某国では既に同じことが起こっています。
ザ・サークル社のCEOはトム・ハンクス。「いい人」を演じることが多いトム・ハンクスが、本作では悪役です。悪役といっても、本人は悪事の意識はなくて、全ての情報共有が世界を救う、と信じているから尚更怖さが引き立ちます。
同社の創業者の一人で、サービスの行方に警鐘を鳴らすエンジニア、タイ・ラフィートをジョン・ボイエガが演じています。
水道会社のカスタマーセンターで働くメイ(エマ・ワトソン)は毎日の顧客対応に嫌気が指していたが、友人アニー(カレン・ギラン)のつてで、世界的なIT企業ザ・サークルに転職を果たす。
同社での仕事も同じくカスタマーセンターだったが、入社早々、社内のサークル活動に積極的に参加することを求められる。その活動は同社のSNSであるSeeChangeを使って全世界に共有され、難病の父(ビル・パクストン)を持つことで世間の同情を集める。
しかし、友人マーサーの手による鹿角の芸術作品を共有したところ、鹿殺しの汚名を着せられ、友人は実名を晒されて炎上の憂き目にあってしまう。
恐ろしい映画です。どんなホラー映画よりも恐ろしいかもしれません。ホラーは所詮つくりものですが、この映画と同じことが現実に起きつつあるところが恐ろしいのです。特にアジアの某国では既に同じことが起こっています。
ザ・サークル社のCEOはトム・ハンクス。「いい人」を演じることが多いトム・ハンクスが、本作では悪役です。悪役といっても、本人は悪事の意識はなくて、全ての情報共有が世界を救う、と信じているから尚更怖さが引き立ちます。
同社の創業者の一人で、サービスの行方に警鐘を鳴らすエンジニア、タイ・ラフィートをジョン・ボイエガが演じています。