映画日記-「プリンセス トヨトミ」(39/523)

映画「プリンセス トヨトミ」（2011年）を観ました。

会計検査院の松平副長（堤真一）、鳥居忠子（綾瀬はるか）、旭ゲーンズブール（岡田将生）のチームは予算支出の適正性を調べるため、大阪に出張する。
訪れたOJOという団体は、一通りの検査では特に何も見つからなかったが、目の前のお好み焼き屋で昼食中、松平は携帯を置き忘れてきたことに気づく。
携帯を取りに戻った松平は、オフィスには誰もいないことを発見する。入り口は一つしかなく、目の前で昼食中にオフィスから誰も出てこなかったにも関わらずオフィスに誰もいなかったことを不審に思う松平。
一方、お好み焼き屋の主人真田（中井喜一）の息子大輔はセーラー服で登校し学校でいじめられる。
次の検査先であるその学校で、いじめを見咎めた鳥居は大輔を救うが、やがてそれらが大きな事件に発展していく。

大坂夏の陣で滅亡した豊臣家が実はその後400年も存続しており、それを守る秘密の国家「大阪国」があるというストーリーです。
東京出身のワタシからすると、独特の文化を持ち東京とは一線を画している大阪は神秘の文化圏。確かに秘密国家があってもおかしくないか、と思わせる内容です。

豪華俳優陣によって、荒唐無稽な内容をストーリーある映画に仕立てています。