2010年70本目、映画日記337本目
映画「消されたヘッドライン」(原題"State of Play", 2009年)を観ました。
ベテラン新聞記者のカル(ラッセル・クロウ)はつい最近買収された勤め先の編集方針が変わり、とにかく売れる記事を書かされることに嫌気がさしていた。
その一環で担当させられた事件に違和感を覚えた彼は上の方針に反して取材を始める。
一方、彼の学生時代のルームメイトで新進気鋭の議員スティーブン(ベン・アフレック)は、不透明な軍需企業の背景を暴こうとしていた矢先に、アシスタントの女性が地下鉄で死亡する。
彼女との愛人関係を暴露されたスティーブンは、旧友カルを頼るのだった。
さまざまに起きた事件が、国家を巡る陰謀の中で次第に関連性を持ってくる、というサスペンスもの。
ベン・アフレックはこの手の陰謀もので捜査官だったりするのですが、今回はくたびれた中年男といった風情のラッセル・クロウが演じ、ベン・アフレックはバリっとスーツを着こなすエリート政治家となっています。
ラッセル・クロウの役どころは、窮地に見舞われてもアクションヒーローのように行動せず、あくまでも武器はペン、というのがいいですね。
ペンは剣より強しといいますが、その強さを知っている彼は真実を暴こうと決してあきらめません。
ついつい新しい株主に遠慮してしまう編集長キャメロンを演じるのはヘレン・ミレン。「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」で主役ベン・ゲイツの母親役を演じていました。
映画「消されたヘッドライン」(原題"State of Play", 2009年)を観ました。
ベテラン新聞記者のカル(ラッセル・クロウ)はつい最近買収された勤め先の編集方針が変わり、とにかく売れる記事を書かされることに嫌気がさしていた。
その一環で担当させられた事件に違和感を覚えた彼は上の方針に反して取材を始める。
一方、彼の学生時代のルームメイトで新進気鋭の議員スティーブン(ベン・アフレック)は、不透明な軍需企業の背景を暴こうとしていた矢先に、アシスタントの女性が地下鉄で死亡する。
彼女との愛人関係を暴露されたスティーブンは、旧友カルを頼るのだった。
さまざまに起きた事件が、国家を巡る陰謀の中で次第に関連性を持ってくる、というサスペンスもの。
ベン・アフレックはこの手の陰謀もので捜査官だったりするのですが、今回はくたびれた中年男といった風情のラッセル・クロウが演じ、ベン・アフレックはバリっとスーツを着こなすエリート政治家となっています。
ラッセル・クロウの役どころは、窮地に見舞われてもアクションヒーローのように行動せず、あくまでも武器はペン、というのがいいですね。
ペンは剣より強しといいますが、その強さを知っている彼は真実を暴こうと決してあきらめません。
ついつい新しい株主に遠慮してしまう編集長キャメロンを演じるのはヘレン・ミレン。「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」で主役ベン・ゲイツの母親役を演じていました。