2009年35本目、映画日記218本目
映画「さよならゲーム」(原題"Bull Durham",1988年)を観ました。
冴えないマイナーリーグのチーム「ブル・ダーラム」。ピッチャーのエビーは豪速球で鳴らすが、コントロールができないのでボールやデッドボールの連続ですっかり誇りを失っている。
そんなチームにベテランのクラッシュ(ケビン・コスナー)がやってくる。彼はエビーの教育係として雇われ、彼に少しずつ誇りを取り戻させながら、自分自身も失ったものを取り戻していく。チームを見守るファンのアニー(スーザン・サランドン)と共に奇妙な三角関係が始まる。
なかなか良い映画でした。
生涯現役にこだわりたいクラッシュも若手の養育係としての役回りを割り切って専念する。ワタシも仕事面ではそんな年齢に近づきつつあるのかな、としみじみ見入ってしまいました。
最初は反発していたエビーもクラッシュの助言を受け入れて成功を手にする。才能があっても伸ばす方向が間違っていてはダメなんですね。
延々と続くラブシーンは少々辟易したものの、人生の転機について色々と考えさせられました。