My favorite things-white, white!

自転車に乗って、美味しいものを食べに行ってます。秋から春はスキー、夏は登山も。前十字靭帯断裂するも手術して復帰。

スキー日記-36日目(太郎平小屋-薬師岳往復)

2005-05-04 20:16:12 | バックカントリー
今シーズン36日目、パウダーゲット18日、バックカントリー17日目

朝5:30、朝食の時間です。山小屋の朝は早いのです。

朝食を済ませて荷物の整理。不要な荷物は出来る限り小屋に置いて、身軽になって出発です。
今日は目の前に見える薬師岳へ登ります。標高差約600m。

昨日の道中では遠くに見えていた薬師岳も、登るにつれてどんどん近くなっていきます。
山頂直前の避難小屋で、ひとまず谷へ滑り降りることになりました。
薬師岳は圏谷群(カール;氷河が削って出来た谷)で有名。国の特別天然記念物でもあります。
薬師岳のカールは大きいもので都合3つありますが、今回はその3つとも滑ろうという贅沢な企画となりました。
まずは中央カールへ滑り降ります。素晴らしい大斜面でした。

中央カールを登り返して薬師岳の山頂へ到着。

写真に写っていませんが、右側に富山平野が広がっています。ここでフリースタイルカヤック北陸大会が開催されていたのでした。高性能の望遠鏡があれば会場も見えるかも?!

今度は北側カールを降ります。これが北側カールの写真。一番右手に大きくせり出したシュプールが私のもの。気持ちよくて大回りにぶっとばしてしまいました。

さらに登り返して今度は中央カールの南面を滑ってから、さらに南側カールへ。これで都合3つのカールを滑りました。

最後に薬師岳の東南尾根から右俣を降り、太郎山からの沢の出合いで折り返して小屋へ。
小屋に着いたのは18:00。ちょうど夕食の時間でした。

朝食の時間から夕食の時間まで、11時間たっぷりと遊んだ1日でした。

【番外編】必見!?野口五郎のナマ写真

今回の薬師岳ツアーでは、野口五郎と何度も出会い、そのナマ写真を幾つか撮ることができました。

これは野口五郎とのツーショット写真。


私の向かって右側の奥に見える山、これが野口五郎岳です。

歌手の野口五郎は、その芸名をこの山から取ったといいます。

山登りをする人の間では別に珍しくもないことなのだそうですが、私のような俄か山スキーヤーにとっては、ちょっと嬉しくなってしまう話です。

この野口五郎岳は、残念ながら里からはあまり見ることができない山です。標高は2,924mとかなり高い山ですが、その手前にも幾つも高い山があって隠れてしまうのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。